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父のお金の管理。申告のためにも、自分自身のためにも。


父のお金の管理で気をつけたこと

記録を残しました。

これに尽きます。

父の支出とワタシの支出は別会計です。
世帯は別なのでお財布も別々にしないとダメです。

買い物に行った時
父の物もついでに購入することはあります。
が、帰宅後にはノートに記録し
現金も移動させました。
面倒でも、この管理はしっかりやらないと。

銀行口座からそれなりに大きな金額を動かす事も。
何に遣ったか説明出来ないとダメですよね。


ワタシが暮らすのは車社会の田舎です。
1人1台の車は当然です。生活の足ですから。

父名義の車は2台。
そのうち1台をワタシが(結婚後も)乗ってました。
(他に、夫名義の車1台もありました)

まだ父が元気だった頃、車を買い替えることになり
父が半額を出してくれることになりました。
(半額はワタシの預貯金から)
父の口座からそれなりの額をワタシの口座へ。


通帳だけ見ると…
父のお金をワタシの口座へ移した形に。
ま、その通りではあるのですが💦

納車のタイミングで
ワタシの口座からディーラーへ
車の代金を一括で支払いました。

もしもお金の流れを指摘された場合、
この状況を説明出来ないとアウトなのかな。
でも、ふいに指摘されたら
パッと答えられる自信はないです。正直…。

贈与税の基礎控除額である110万円以下なので
特に問題ではないのですが💦

実は、父が亡くなる3年以内の贈与だった為
この時、父から貰ったお金は贈与ではなく
相続財産に変更となりました💦

そうです。
父が亡くなる3年以上前の出来事だったら
贈与として非課税で済んだのです。

まさか、あっと言う間に
父が亡くなってしまうとは考えてもなかったので
遡って相続財産として計算し直すことに💦

更に、車は父名義だった為
ワタシへの名義変更(相続)をしました。
ワタシ1人で車2台は必要ないので
1台は処分しましたが…。

余命がわかってから(相続税逃れ目的で?)
財産を移動させることがないように…
「亡くなる前3年以内の暦年贈与は
   相続税の対象になる」

気をつけたいものです。

2024年1月より…
『3年』→『7年』に変更になるような
ニュースを見た記憶もあるので…
最新情報のチェックをお願いしますね🙇‍♀️

7年前のことなんて
記録してないと忘れますよね?💦
覚えられないなら記録を残しておくのが無難です。


誰の為の支出なのか?の記録は
相続税の申告にも大切ですが、
確定申告(医療費控除)にも役立ちました。

父の為のオムツ代も証明書は必要でしたが
医療費控除の対象でした。
大人用のオムツ代…なかなかな金額です。
長期にわたるなら尚更です。

知識がないと、知らないと申告できません。
控除や補助も受けられないのが現実です。
(誰も教えてくれませんから💦)
いろいろ調べて知ることは大切です👍


それから…
ワタシのみが法定相続人だったため
トラブルはなかったのですが

兄弟がいる場合は注意が必要ですね。
介護を1人が担っていた場合の負担額もそうですし、
兄弟で分担していた場合のそれぞれの支出も
記録しておかないと後々のトラブルの種になります。

介護以外にも…

葬儀代は誰が出すか?
葬式費用として相続税の控除対象にはなっても
支払った人のみが控除を受けられるので
相続人全員の了承は必要です。

香典は誰が受け取るか?
基本的には喪主の財産になります。
(葬儀費用を支払う前提で…)

ワタシは香典は貰わず、
父からの相続財産内で支払いをしたので
問題なく済みましたが…。

相続人全員で話し合い、納得した上で進めないと
後々、いろいろな問題が出てきそうですね💦

記録を残しておくことは
少しでもトラブルの種になりそうなことを
取り除くため…。

事実とは別に、心情的な思いも入ってくるので
スムーズにいかないこともあるかもしれません。


介護から見送りまで
出来る限り心穏やかにいたいものですね。
そのために出来ること、
自分自身を守るための記録は必要です😌

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