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カナダのお風呂で、お湯が出なくて泣いた話。@ホームシック編

海外留学で
ホームシックになるのは鉄板の話。
今回は、ホームステイの
お家のお風呂で、
お湯が出なくて泣いた話を綴ります。

そしてこのホームシックを
乗り越えた方法も。

まず、

「お湯が出ないくらいで泣く...?」

と、思われるかもしれません笑
ですが、
このことが引き金となって、
ホームシックが本格発動
したのかな、と思っています。


私が行ったのはカナダの端っこ。
自然が綺麗な港町。
あの有名なタイタニック号の
沈没事故現場に最も近い港で、
犠牲者の遺体や遺品を多く
収容した場所でもあります。

ホストファミリーは
とっても優しくて、
毎日の出来事を
拙い英語で伝えると
根気強く聞いてくれました。

私が「食べるのが好き」
と分かると、
甘いスイーツや
豪華な夜ごはんを
たくさん振る舞ってくれました。

私はそんなホストファミリーが
大好きです。


ですが、そんな素敵な街・
人に囲まれたって、
やっぱりホームシックに
なる人はなります。


食べ物は口に合わないものも
あるけどまあ平気。
周りの人も優しい。
友達もいて寂しくない。
英語もなんとなくだけど伝わってる。
学校楽しい。

じゃあ何がダメだったかと言うと...

お風呂が10分しか使えないこと。

(これは嫌がらせ、とかではなく文化です。)

・お湯に浸かるという概念がない
・お湯は無限ではなく、
 タンクに溜められている。
 なくなると水しか出なくなるため節約が必要。

これらのことから、
お風呂は5〜10分と
言われていました。

ですが私は髪が長い、
体が冷えやすく、むくみやすい
などから、日本ではお風呂に
時間をかけていました。

それと同時に、私にとってお風呂は
1日のリラックスタイム。
だからこそ10分しかできない
シャワータイムは
私にとって致命傷だったんです笑


さらには
お湯が全然出てこない...!
出たと思ったらまた水が出てくる、
その繰り返し。
夏だったら良かったんです。
ですが...2月のとても寒い時期でした。

と、こんなわけで
「家のお風呂が恋しい...」
と涙が出てきて、
ホームシックに
なってしまったのでした。

友人には、「え、そこ?」
と笑われましたが。


ここから
「どうやってホームシックから
抜け出したの?」と言う話。



まず、お風呂の時間が
ストレスであることを
友人に話しました。

そうすると、
実はみんな同じことを思っていたそう。
私が泣いた話をすると、
みんな笑ってくれました。

こうして私のホームシックの引き金だった
お風呂エピソードは、
「ネタ」となって、
笑い話になりました。


次に、お風呂の時間を工夫しました。
・メイクは事前に洗面台で落とす
・全身を一気に洗う
・バスタブに栓をして、
 足元にお湯が貯まるようにして足を温める
etc...

今考えると、ストレスに感じるのなら
髪を毎日洗う必要はなかったのかなと。
カナダの冬は乾燥がひどく、
毎日こまめにクリームを塗ってもカサカサ。
なので日本ほど髪が脂っこくなったり、
匂いが気になったりしなかったと思います。


最後は、これらの体験を逐一メモしました。
スマホのメモ機能を使って、
今どんな気持ちなのか、
なぜストレスに感じるのか、
どうしたら楽になるのか、
ストレス解消法として他に何がしたいか、
など。

自分の感情を整理しました。
吐き出してみると意外とスッキリします。


と言うように、

・友人に話して笑い話に
・工夫してストレス軽減
・メモして感情整理

この3つの実践で私は
すぐにホームシックから
抜け出しました。


「お湯が出なくて泣く」
と言う日本にいたら
経験しなかったであろう
出来事を体験。

今では上位を争う
カナダ留学でのネタ話です。


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