ぬい手作りの記録①準備~試作編
そうだ、ぬい作ろう。
と思い立ってから手芸初心者大雑把不器用マンが完成に辿りつくまでの自由研究の記録です。こんな適当でも作れるんだなということで何かしらの参考になれば幸いです。写真多くて長いので何回かに記事を分けます。
先に個人的重要ポイントまとめ
・試作は大事
・事前にイメージを固めておくのも大事
・多少のミスは何とかなるので気にするな
・youtubeで縫い方解説動画を見よう
・手づくり推しぬいBOOKは神
・自分だけのぬい最高にかわいい!
■動機
Twitterで手づくり推しぬいBOOKの存在を知る+先人たちが作っているのを拝見し、「ぬいってその気になれば作れるのか…」と驚く。
もし自分で作れるならどんなのがいいかな…と落書き。
ぬいといえば着せ替えしたいな
ぬい、作るか。(Amazonポチ)
ということで「GAMDOL(ギャンドル)」の統皇一縷(すめらぎいちる)くんのぬいを錬成します。
■用意したもの
・布
[試作用]
もう着ないTシャツ 薄ピンク(肌)、水色(髪)、黒(服)
[本番]
すべてぬいぐるみの生地屋さんで購入。
ソフトボア1.0mm (ホワイトピーチ) SSB101 →肌
ソフトボア1.5mm (スカイブルー)SB030→髪
ぬいトリコット (スカイブルー)NL030→髪の裏地
薄口アイロン接着シート (生地の貼り合わせ用フィルム)→髪貼り合わせ用
ぴったりな髪色の布があって助かった〜
一人分だと少ししか使わないのでかなり余りました。やり直し自在。
私は通販で注文しましたが、先日池袋のユザワヤに寄ったら手作りぬいコーナーがあり、一人分にちょうど良さそうなサイズも含めて様々な色の布が売っていたので大きめの手芸店へ行ける方は実際に見たり触ったりした上で選べると良さそうです。
ソフトボア、縫いづらいという説もありぬいトリコット(ナイレックス)と悩みましたがふわっふわで触った瞬間こっちで良かった〜!となりました。
・刺繍関連 ダイソーで揃えました。
刺繍枠
刺繍下地シート
刺繍糸
接着芯 これもめちゃくちゃ余る
・手芸用クリップ
縫い合わせの時まち針より主にクリップを使ってました。 小さくてかわいい。
・グルーガン
・グルースティック
勢いで買ってしまったけど扱いが難しくて手芸用ボンドでも良かったかもしれない。
・裁縫セット(縫い糸、縫い針、まち針、糸切り鋏、裁ち鋏)
小学校で買ったやつ。
・手芸綿
・アイロン
家で埃を被っていたもの。すごく古い。
・クリスタ
刺繍の下絵描く用。普段お絵描きマンなので使い慣れてるものを使ったけど図形ツールがあるやつなら大丈夫だと思います。
・プリンター
・ピンセット
・デザインカッター トーン切るやつ。あればハサミより型紙切るのが楽
■試作
本を一通り読んだものの、裁縫セットに触るのは家庭科の授業以来の大雑把不器用マンなので途中で挫けないか自信がない。そのため本番の布を買う前に家にあるもので一通り試作&練習します。
準備
裁断線と仕上がり線用に型紙をそれぞれ2部コピーして切る→布に写して切る。適当なボールペンですが表には見えないのでよしとする。サイズはベーシックな「中(17cm)」でいきます。
顔の刺繍
難しそうだけど家のぬいたちもみんな刺繍で馴染み深いことだし、ダメ元で刺繍チャレンジしてみます。
たきゅーとさんの動画を見ながらやっていきます。めちゃくちゃわかりやすくてありがたい…
・準備
シンプルめなお顔を意識しつつクリスタで顔の下書きを作ります。
本のテンプレートに合わせつつ、左右対称定規と図形ツールで。線は2ptくらいで細めに。細い方が刺繍やりやすいですが消えやすくもなるので難しい。
ここで最初の失敗なんですが、パーツの切り取り線も一緒に描いた方が良いです。切る時に楽というのもありますが、サイズ間違いに気づけないので…。
B5データをA4で印刷するな…(戒め)
貴重な下地シートなのでテストプリントを経た上で隅っこに印刷。
布を改めて切り、接着芯を切ってアイロンで貼り、下地シートを貼り、刺繍枠にセットし…
刺繡の準備ができました!
・刺繍本編
動画を真似して眉からやっていきます。
計画性なしにサテンステッチで縁どりの中を埋めてたら途中で迷子になりました。平行ではなくドーナツ状に動いていくので途中で角度を調整する必要があるんですね。
反省をふまえて左目。瞳の下部分の糸を変えました。こっちの方が色トレスっぽくてかわいいな。
今回は比較的ちゃんとドーナツ状にいけました。成長。
Tシャツ生地、薄くて針は通しやすいが伸びまくって難しい…
口は茶色の糸で。2画で済むの楽〜!と思ったけど後々弛んで若干猫口みたいなカーブになってしまったので3〜4画くらいで刻んでいきましょう。
猫口にしたい子にはいいかもしれん。
どうにか終わりました。隙間だらけだけど遠目に見る分ではかわいいのでオッケー!
型紙を写してカットし、水につけて下地シートを溶かします。数分で溶けてすげ〜
乾くのを待ちつつ、縫い合わせフェーズへ移ります。
縫い合わせ
ひたすら切ったパーツを本とにらめっこしつつ縫い合わせていきます。
練習だし濃い糸の方がわかりやすいかな…と思ったらTシャツ生地の伸びが良すぎてひっくり返した時に見えまくって不安になったけど本番の布では大丈夫でした。
後頭部と体背面合体。
あごと体前面も合体。
無事ひとつになったのでピンセットでひっくり返します。こんな小さな綿詰め穴から本当にひっくり返るのか半信半疑だったけどひっくり返ったからすごい。
綿を詰めます。たっぷりめがいいようなのでたっぷり詰めるぞ〜と思ったらTシャツ生地の伸びが良すぎて無限に詰まってこわくなりました。
綿が入ると一気にぬいらしくなりました。 やはり綿はいのち
前髪
一番悩みました。これだけはオリジナルで型紙を作らなければいけない上に、後頭部がシンプルな分前髪でちゃんとその子らしさを出さねばならないので…
紙をざっくり切り出したものを貼ってみて試行錯誤します。
これな気がしたので布を切ってグルーガンで貼…ろうとしましたが扱いが難しくて挫折し両面テープで貼りました。
完成
試作ぬい、完成!
経過写真撮り忘れてますが服も古いTシャツと両面テープで突貫で作りました。
どうにか作れることがわかったし布も届いたので本番やっていくぞ!つづく!
最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
もし参考になればいいね代わりにかわいい一縷くん見ていってください♠
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?