ぬい手作りの記録②本番編
前回無事試作くんが形になったので、いよいよ本番の錬成を始めます。
■本番
顔の刺繍
試作を踏まえて下絵用データを手直しします。
眉毛を直線にしてよりキリッとさせ、裁断線も追加しました。
テストプリントしたところで型紙の裁断線とサイズが合わず、ここで試作版で実質拡大コピーになっていたことに気づきます。道理で顔のバランスが不思議なことに…
クリスタでA4サイズに合わせてデータ作っているものの、印刷時に微妙に縮小されるのかなかなか一致せずプリンターのオプション調べたり試行錯誤。
どうにかデータのサイズを微調整して合わせて刺繍下地シートに印刷完了しました。
布を切ってアイロンで接着芯を貼ります。
押しつけ過ぎて焦げました....が、ギリギリ仕上がり線の外側だし表からはわからないので気にしないことにします。(大雑把)
糸で接着芯エリアの目印をつけて
下地シートを貼ります。
若干しわが寄ってしまいましたがともかく枠にセットし
刺繡の準備ができました。やっていくぞ!
縁取りしたらひたすら埋めていきます。極力すき間を作らないよう縁取り線のキワキワを攻めます。
よ〜く見ると潰しきれないすき間がありますが遠目に見る分にはヨシ!
無事埋めきったので枠を外してシートを溶かします。
その前にシートがシワシワで裁断線があてにならないので改めて描いておく。
水でシートを溶かして
乾かしたら切ります。この時点でもうかわいい。
縫い合わせ
布を切り出してひたすらに縫い合わせます。
ソフトボア生地、ふわふわしてる分摩擦がなくてずるんずるんズレていくのを頑張って指とクリップで留めながらひたすらに針を動かします。無心になれて良い。
耳のあたり、さすがに布が何重にも重なっていて針を通すのが大変でしたが気合いとフィジカルで通します。
ひっくり返して
綿を……詰める!
生地がほどよく伸びすぎないのでもちもちになれ~と念じながら好きなだけ綿を詰めこみました。
前髪
裸も忍びないので試作くん用の服を剥ぎ取って着せます。(ごめん…)
改めて紙を切っては当て、Tシャツ生地を切っては当ての試行錯誤タイムです。
どうにかこれでは!?という前髪にたどり着きました。
ソフトボア地とトリコット地をアイロン接着シートで貼り合わせて
(家にあるぬいをよく見たら両面ソフトボアの髪の子もいたのでそれでもよかったかも)
仮前髪に合わせて切ります。
まち針で止めて色んな角度から確認。
前髪のちょろ毛(アホ毛?)は両面テープで仮止めしてます。
グルーガンと奮闘しつつ貼りつけます。布に厚みがある分やけどの恐れは薄い。
あとまだ綿調整するかなと開けてた後ろ頭をいよいよ閉じます。
ガタガタ気味ですがまあ良いでしょう。
というわけで……
完成
手作りぬい、完成〜〜〜〜!!!
いろいろと粗はありますがなかなか可愛いのでは!?天才!
何より世界に一人だけのぬいというのが愛おしいし愛着がすごい。 これが私が産んだいのち……。
個人的には思ったよりはお手軽にできたし、大変さより達成感と楽しさと自分仕様の可愛すぎるいのちの喜びが勝ったと思います。印つけとか裁断とか大雑把すぎかな…と思ってても本のおかげで結構何とかなるので大丈夫です。推しぬいBOOKとぬい作り動画・記事の数々にひたすら感謝。楽しかった〜!
■写真コレクション
セリアさんのぬい服を着せてみたり
お出かけに連れて行ったりしています。たのしい~
衣装作りもやりたいな~と思いつつまだ手が出せていない…一気にやらないと熱が落ち着きがちな人間なので鉄は熱いうちに打ちましょう。
次回、ぷちサイズ版錬成につづく!
最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
もし参考になればいいね代わりに一縷くんの歌も聴いていってください。サブスクもあります♠
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