素人の急性膵炎ゆるゆる日記 13

なぜか、深夜と早朝に目が覚めるクセがついてしまったみたいで、困ったもんです。

たぶん病院生活が慣れないからでしょう。

前回の入院の時は体力が尽きて寝ていることが多かったので、元気になった証拠ではあるかも。

6月30日(水)のごはん

今日からふつうのごはんです。
五分粥。

朝
・食パン(8枚切り) 2枚
・ブルーベリージャム
・コンソメスープ、玉ねぎ入り
・ミートボール、ブロッコリー、ケチャップ
・ポテトサラダ、きゅうり、にんじん
・洋梨のシロップ漬け(コンポート？)

　食パンはレンジなのか他の方法なのか分からないけど、白いままなのに何故かふんわり温かくておいしい。
　普通ごはん初日なのに、ケチャップ付きミートボール、マヨネーズ入りポテトサラダと、俗世っぽいメニューが来て、嬉しいけど少し焦る。
　どれも大変美味でした。

昼
・五分粥
・赤魚の焼き魚（塩焼と言うほど塩ついてない）
・茄子と人参の煮浸し
・カリフラワーのおひたし、鰹節
・ジョア　ストロベリー味

　五分粥、大きめのお碗にたっぷり。
　いつものつもりで食べると、まだ三分の一残っているあたりで、お腹いっぱいになってしまう。
　味はとても美味しいので、これも治療のためと頑張って食べてます。
　ジョアはお楽しみ。朝の洋梨もそうだけど、甘い物がついてくると嬉しい。

夜
・五分粥
・もめん豆腐のカニカマあんかけ
・菜っぱと人参のおひたし
・金山寺みそ（すり潰し）小袋入り

　カニカマあんかけ、はじめは何だか分からなくて、中にある赤い点は何？　唐辛子？　いや、刺激物だし違うよなぁ……と思ってよく見たら、小さく切ってバラけたカニカマだったという。
　あんかけによく挽肉が入ってますが、その代わりに小さく刻んだカニカマが入ってるみたいなお料理。美味しかったです。

病院の食事、あれこれ

　無事に全部食べ切りました。
　前回の入院の時も思ったんですが、ここの病院ごはん美味しすぎじゃないかな。大変ありがたいことですけども。

　でも、栄養士さんと話したとき、私の食べてる膵炎患者用の食事は一番おいしくないと思う、って恐縮されました。そんなことないです！すごく美味しいです！とお伝えしました。

　あと、ここの病院のメニュー、私のように食事制限がある人用のと、特に制限のない人用のごはんが微妙に連動してて面白い。
　私のメニューは豆腐のカニカマあんかけでしたが、普通のメニュー（廊下に貼ってあった）では「厚揚げのなんとか」と「カニシューマイ」だったみたいで、厚揚げと豆腐、カニカマとカニシューマイで似てるんですね。
　考えるのが楽とか、あと制限ありから無しになった時にメニューが被りにくいとか、理由はありそうだけど、材料で考えると豆腐と厚揚げって近いけど全然別の素材じゃないですか。カニカマとカニシューマイも、シューマイ手作りしてるとかじゃなきゃ別物だと思うし。……どうなんだろ。まさかシューマイ手作りなのかな。

明後日には退院です

　ともあれ。
　美味しいごはんが食べられて幸せ、そしてだんだん回復してきて幸せです。
　まあ、退院すると、病院が用意してくれた安心でおいしい食事の代わりに、自分で用意する不安定で……ぜーたく者なので味はおいしいと思うけど、病人食としてどうなの？的な、心配な食事が始まります。
　まあ、なんとかなる、よね？

　あともう一つ。
　今朝、めちゃくちゃノドが乾くことに気付き、どうした？　と心配したのですが、単に点滴の数が減り、水分は自分で飲まなきゃいけないだけでした。

わりとずーっと点滴して、時間を決めて三本とか打ってたのが、二本になり、一本になりして、今日はもう小さい点滴がたまにあるだけです。

　自由度が一気に広がり嬉しい！と喜んでいる間に、ノドの乾きに鈍感になるとは。
　これで脱水症状になったりしたら笑えません。

　退院後に向けて、いろいろ頑張ることができてきました。

　無理せず、ゆっくり、がんばろー。

※さいごに・おことわり※
　以上は素人の感想なので正確なところは専門のサイトや医療機関で確認してください。

※今日の画像
歌川広重の「魚づくし」から、いなだとふぐと梅。フグがかわいいかな〜、と。

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