#182 最後の戸締まり

お疲れさまです。

今日は『すずめの戸締まり』最後の戸締まり上映を観てきました。
※ここから先、ネタバレ含みます

今までで一番泣いてしまったな。

グッとくる場面はいつも大体一緒なんだけど。
今回は特に、色々想像していつもより早い場面で泣いてしまった。

みかん農園の彼女、千果との話の場面。
千果はすずめに、何をしているのか尋ねるけど、すずめはうまく言葉にできない。これは、信じてもらえないのではという不安から話さないのかなと思う。普通、話してくれなかったら結構ガッカリすると思うのだけど、千果はかなりポジティブに「そっかー。でも、あんたはなんだか大事なことをしたいる気がする!」といって、むしろすずめよりも明るく受け入れてくれる。

それに、すずめはすごく救われていて「うん、あたしもすごく大事なことをしてる気がする!」と返す。自分ですらあまり自信がなかったことを、全部は知らないのに信じてくれて、さらに勇気づけてまでくれる人なんて、そんなにいないだろうが、そういう人でありたいなと思った。

自分以外の他人のことは、想像することしかできないけれど、でも、みんな何かを抱えながら、一生懸命に生きてるんだということを忘れないようにしたいと思う。

今日は、映画の上映後に舞台挨拶の中継を見た。
新海誠監督と、主演の原菜乃華ちゃん、松村北斗くんという豪華メンバー。

映画で描かれなかったシーンの書き下ろし台本での、生アフレコもあって、とても素敵な舞台だった。
新海さんの受け答えがすごく『すずめの戸締まり』への愛と配慮に溢れていて、優しい人だと思った。
北斗くんは相変わらず美しくかっこよかったし、菜乃華ちゃんはコロコロした声で可愛かった。

映画の終映をイベントにするのも珍しいことなんだと思うけど、映画への愛を感じてすごくあったかい気持ちになった。

長くなっちゃった。
今日はここまで。
お読みいただきありがとうございます。

最後に、映画の中で染み渡った、カナタハルカを。

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