現代詩手帖に掲載なさっている谷川俊太郎さんのあたらしい詩を読んだばかりなので、私にとって彼はいまでも身近な存在でした。 そして2020年ごろまでは朗読会もなさっていたらしく、足を運べなかったことに遅すぎる後悔が募ります。 今日は、「詩のすすめ」というテーマで書きたいと思います。 少しだけお付き合いください。 ふと詩集を手に取る時、多くの人は精神的にも時間的にも余裕がある時が多いんじゃないかな。 でも、目まぐるしく生きて気付いたら何だかとてもしんどくなってしまった時こそ、
知人に教えてもらい、とあるサイトで長生き診断をしてみたところ、「100歳まで長生きするでしょう」という結果が出て笑っちゃいました。 規則正しい生活、健康的な食生活、適度な運動。これらをそれなりにクリアしていることが、密かな誇りだったりします。 夫婦共に健康意識が高く、私が遅くまで仕事をしていると夫から「早く寝て早く起きて作業した方が良いよ」とやさしく声を掛けてもらったり、「それはこういう添加物が入っているから次からは選ばない方がいいんじゃない?」とか、「このストレッチおすす
例えば美術館に行った後にブログで感想を書くことがあるのですが、これまではブログを書くという行動はあくまで「経験による副産物」だと考えていた気がします。 でも最近は、ブログを書くという動機でどこかに足を運んだり、何かを経験することは結構良いことなんじゃないかと思えるようになってきました。 ブログを書くために、あるいは単なる知的好奇心から、たまには人付き合いで。とにかくキッカケはなんでもいいから、積極的にいろんな経験を積む。 見たものや考えたことを忘れないように都度書き留めて
連日異常なくらいの暑さが続く中、少しでも北へ向かえるのは嬉しかった。 8月上旬、高校生の頃から大好きだった朝ドラ「あまちゃん」の舞台、岩手県久慈市へ夫婦で行ってきました。 劇中では北三陸市という名前で登場する、岩手県の小さな港町。 私が夫と出会った10年前、あまちゃんが好きだという共通の趣味の話題で盛り上がったことがありました。今回は10年越しにようやく久慈へ足を運ぶことになったので、少しばかり思い入れのある旅ということなのです。 初日は青森県へ 初日は新幹線で、本
今年の6月の半ばから、ずーっと念願だったフィンランドへ行き、約半月間のアパート暮らしを経験しました。 今回は、そんな大冒険の最終日のお話です。 最終日だけど、フィンランド旅のエッセイとしては第一話。 思い出に温められた心が冷めないうちに、素直な言葉を残したいと思ったからです。 フィンランドの首都ヘルシンキという街は想像していた以上にちいさな街で、のんびり歩いているだけですぐにどこかしらへ辿り着いてしまうようなところでした。 街での生活は3日もすればよそ者感が消え、1週
ファンの多さと素敵なMVによる恩恵ありきだけど、TOMOOちゃんのイラストがTwitterで500いいねしてもらえた。 ジャーン!これがそのイラストです。かわいい! TOMOOちゃんのMVはどれもとても色彩が鮮やかで、だけど軽やかさもあって、そんな世界観をモノにして輝きを放つTOMOOちゃんが素敵で。 何となく楽曲を知っていただけの私がファンになったのは、MVのメイキング&インタビュー映像を見てから。TOMOOちゃんのMVには大抵メイキング映像もUPされているんだけど、そ
ある晴れた5月の日。フィンランド人の画家さんを東京観光に案内するために、私は浅草へ向かっていました。 きっかけは一通のメッセージ 事の始まりは、前回のnoteに記載した語学学習アプリ「HelloTalk」で会話をしていた内の一人から頂いた一通のメッセージ。 「私は今東京の旅行中で⚪︎日まで浅草に泊まります。会えたら嬉しいですが、東京の近くにいますか?」 この方はフィンランドで画家をされている方で、以前、絵描き同士ということで話が合い、インスタを交換したアントンさん(仮
タイトルの末尾に①と付けたのは、今後の期待を込めてのことです。笑 フィンランド語を学びたい! 遡ること2017年。北欧インテリアの魅力に惹かれた事をきっかけに、北欧の色んなことを調べるようになり、気付けば北欧そのものが大好きになっていました。 北欧五カ国のうちフィンランド、デンマーク、スウェーデンの三国が好きなのですが、その中でもマリメッコ、イッタラ、ムーミン、アアルト建築、artekなどが有名なフィンランドが一番好きです。 長年憧れを募らせ、ついに今年フィンランドに旅す
東京都青梅市にあるミニシアター「シネマネコ」にて映画「アアルト」を見てきました。 シネマネコとは、東京都唯一の木造の映画館(ミニシアター)で、青梅市の静かな町並みにひっそりと佇む、水色の外観が素朴で可愛い建物です。 建物内にはカフェやグッズコーナーも併設されており、ミニシアターならではのマイナーで面白い映画を見ることができます。 シネマネコ JR青梅線 東青梅駅 徒歩7分 木の香りが心地良い館内を奥へ進むと、スクリーンへ。 シネマネコのスクリーンは1室です。 この
新宿駅からすぐのSOMPO美術館にて、北欧の絵画展「北欧の神秘 ―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」が開催されるということを知り、開催から3週間が経った今日、ようやく足を運びました。 「絵画で有名な国」と言えばやっぱりルネサンス発祥の地イタリア、印象派のフランスあたりを思い浮かべる人が多いと思います。 北欧オタクの私ですが「北欧の絵画」ってどんなものがあるのか全く知りませんでした。 北欧は洗練されたデザインや機能性に優れた建築が有名な「デザイン先進国」とも呼ばれ
「暮らすように旅をするフィンランド アパート予約編」 2024年6月後半、初夏のフィンランドに半月間ほど訪れることになりました。 旅のテーマは「暮らすように旅をする」です。 もうずっとずっと前から憧れだったフィンランド。ついに今年!念願叶って、訪れることになりました。 ☕️ 航空会社はフィンエアーを フィンランドにはJALからも直行便が出ているのですが、フィンランドファンの私にとって、航空会社はフィンエアー一択でした。 座席グレードにより特典は変わるのですが、ブランケ
2023年はイラストレーター2年目の年でした。 一年の振り返りや改善点などについて自分用のメモみたいな感じでまとめてみたいと思います。 このブログは私に興味を持ってくださっている方しか開かないように、できるだけつまらなそうなタイトルにしてみました。 🌼売り上げについて 「生計を立てられるようになった」と公言しているものの、フリーランスのイラストレーターが指すそれがいかばかりか気になる人も多いんじゃないかなーと思います。 月毎にエクセルにまとめはじめたのが2023年8月か
なんとなく、ほんまになんとなく「丹波篠山に行きたいなあ」と思っていた。絵のお仕事で丹波の黒豆を描く仕事をさせていただいたこと、最も手軽に行ける場所にある田舎であること、楽しかった小5の自然学校が丹波篠山であったことなどから、元々親近感を感じてたのかなと思う。 そんな時、丹波篠山でフィンランドデザイン展があるという話を知り、行くしかない!と思ってお休みの今日、早速足を運んだ。 ほんとは丹波の黒豆のおまんじゅうとかを食べてブラブラしたかったんだけど、ダラダラしていて家を出たの
あんまり詳しく書いて間違った情報が混ざっててもよくないし、と思って深く感想をかかなかったんだけど、描きたいことが浮かんだのでかいてみる 北欧デザインのイメージといえば ・シンプルで無駄がない ・自然素材を多く使っている ・機能性が高い こんなイメージだった。書籍を色々読んでなんとなーく知った気になっていたけど、展示をみると想像以上に発見が多くて楽しかった 木材を使うのは見栄えや利便性からだと思っていたけど、人の体に直接触れる部分が温かく優しい方がいいという理由があるこ
身支度をしているとテレビからは近畿で梅雨明けとの声。そんなよく晴れた土曜に洗濯物を干したら神戸の兵庫県立美術館で開催中のアアルト展へ 誰かと美術館に行ってその後カフェに行く流れもめっちゃ好きやねんけど今回はお一人✌️ 展示内容は建築模型や当時のスケッチ、実物の家具や食器の展示と盛りだくさん 実際にArtekの椅子に座れる場所も アアルト夫妻と言うと主に家具や食器のデザインのイメージだったのでこんなモノまで手掛けたんだ〜〜という驚きの連続 デザインを考えるだけじゃなく