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N高/S高 通学コース入学試験

通学コースの入学試験に行ってきました。

受付開始時間の10分前くらいについたのですが、住宅街の中で「これは何かの出待ちですか?」と思う程の親子連れが受付を待っていました。首都圏キャンパスは受験会場が1か所だったのもあると思いますが、第1期の出願が1500人越えの人気というのも納得ですね。

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試験の内容はホームページと募集要項に記載されています。

・筆記試験:課題作文等(35分)
・面接試験 :(20分程度)

「試験内容は言わないでね」とのお達しだったそうで(家族なので聞いてしまいましたが)、残念ながらここに書くことはできません。

オンライン説明会では、もう少し詳しくN高/S高通学コースの試験内容が告知されていて質問もできますので、そちらへの参加をお勧めします。

面接担当の先生方からは「落とすための試験ではありません。皆さんのことを知るための面接です」とのお話があったそうです。通学コース=プロジェクト学習に力を入れているので、その適性(他の人の話を聞けるか、自分の意見を言えるか等)などを見られているのかなと個人的には思います。

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試験内容については書けないので、我が家で行った対策を紹介します。

ここ2週間は、面接と作文の練習をしていました。

面接:学校から配られた面接教材+塾の先生が作ってくれた面接で聞かれることTOP10から回答を作成、入室からの一通りの流れを何度もシミュレーション

作文:よく出るお題をいくつか書いてみる。親子で話し合いながらパソコンで作成、作文用紙に書いてみる。

面接と作文は塾の先生にも指導していただき、大変助かりました。

作文はこちらの教材を使用しました。いわゆる「将来の夢」や「志望動機」あたりの作文から、ちゃんとした高校入試にも使えるレベルまで網羅されています。


前にも書きましたが、我が家の子どもは文字を書くのがとても苦手で、作文を書いてねと言って書くまでのハードルがとても高いです(笑)なのでまず話し合いながらPCで作成(Wordだと文字数も分かって便利)、それを元に原稿用紙に書く練習をしました。

面接は「恥ずかしがる」ということはないのですが、私が試験官のつもりで何度かシミュレーションしました(本番は集団面接なので、環境とはちょっと違いますが)。あとは、自分の意見ばかりを言わないこと、相手の話を聞く態度(顔を見る、うなずくなど)はアドバイスしました。N高なら例えば「今一番熱中していること」で「ゲーム」と答えても許されそうなので、模範解答ではなく正直に答えていいと思います。一番気になったのが語彙力のなさ。これは数週間ではどうしようもなかったです(笑)

我が家は「起業したい」などの目的を持ったいわゆる「意識高い系」の子ではなく、饒舌に話したり上手に文章を書いたりはできませんが、取り繕わずに素直な姿を見てもらうのが一番かなと考えました。まだ公立と迷っている段階ではありますが、良い結果が出ることを願っています。

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余談ですが、試験会場のキャンパスには親が待つスペースは用意されていません。近くで時間がつぶせる場所を調べておくといいかと思います。私はカフェで久々にゆっくり読書をしました。

「世界一受けたい授業」でN高が紹介された回で、一緒に取り上げられていた山奥ニートさんの本です。こちらの感想はまた別の時に書いてみたいと思います。

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