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叔祖母とお芋と切り干し大根

圧力鍋でさつまいもを炊いたら、まるでじっくり焼き上げた焼き芋のように、甘くてねっとりしたお芋ができあがった。
翌日に食べたお芋はしっとりとして、これまた美味。
お芋の美味しさに感動しています。
はじめまして、こんにちは。きなこです。



先日帰省したら、新しい無人販売ができていた。
あまりにも立派な極太切り干し大根が並んでいたので、思わず手に取った。
袋に貼られているシールには、手書きで「100円」の文字。きっと誰かが手作りしてくれたものだろう。
私は、迷わず箱に100円を入れた。



極太切り干し大根を片手に、心をはずませながら近所の足湯に向かうと、
実家の隣に越してきた叔祖母も足湯にいた。
西に長らく住んでいた叔祖母は、私の切り干し大根を見るなり
「太い切り干し大根と手羽先を圧力鍋で炊くと美味しくできるから、家帰ったらやってみぃ〜」
と教えてくれた。
妙に「炊く」と言う言葉が気に入った。絶対作ろう。

我が家に戻ってから、早速作ることにした。
晩ごはん用の鶏胸肉、にんじん、極太切り干し大根、おまけにおやつ用のさつまいもを一緒に入れて炊いてみた。
お醤油を少し入れただけだが、野菜の甘みと鶏肉の出汁がぎゅっと詰まった優しい一品となった。
叔祖母ありがとう、また違う食材で作ってみよう。



「〇〇を炊く」という言い回しはお米くらしいか聞いたことがなかったが、
調べると「煮る」と言う意味もあるらしい。

1 米などの穀物を煮て食べられるようにする。「かゆを—・く」「赤飯を—・く」

2 (西日本で)煮る。「野菜を—・く」

goo辞書

お米以外の食材に「炊く」と言うのは、優しさを感じる。
むす。ふかす。たく。
加熱用語の中でも、この3つはなんだか優しくて温かい。ほっこりするのは私だけだろうか。

さて次は何を炊こうかな?

長いことご飯の話で盛り上がりましたが、初投稿なのでサクッと自己紹介。

主夫の夫と2人暮らし。
夫のnoteを読みたくてnoteに登録。そこからnoteに魅せられ、ついに私も初投稿。

noteは人の頭を覗かせてもらっている感覚。
エッセイ本を読んでいる感覚にも近い。

好きなこと
・体を動かすこと
・読書
・料理
・コーヒー
・手芸、裁縫
・日記
など。他にも沢山。

よろしくお願いします。

参考
炊く goo辞書

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