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神田連雀亭ワンコイン寄席

神田連雀亭で

笑いはじめ


神田にある神田連雀亭(@renjakuban10 )のワンコイン寄席にて新年初落語で笑いはじめしてきた。

生で落語を聞くのは2020年新春に紀伊國屋ホールに行って以来4年ぶり。落語を好きになりはじめて1年くらいでコロナ禍になり、パタっと行かなくなってしまった。そのまま聞くこともほとんどなく縁遠くなっていたけれども、年末年始はなぜだか日本らしいことをしたくなり落語を生で聞きに行きたい欲がふっと湧いてきた。

ありがたいことに上野浅草付近に行けば落語が聞ける場所がたくさんある。当日券販売してるところが多いようだし、新年の初席期間でもあるようだ。どこに行こうかと迷いに迷うっていたら神田連雀亭を発見。名前は見たことも聞いたこともあったけど、どんなところなのかよく知らない。

神田連雀亭は日本唯一の「二ツ目専用の寄席」で席数は40席ほどらしく、11:30からはじまる寄席はワンコインらしい。13:30からの昼席も1000円で平日休日関係なく毎日やっている。初心者としては心持ち聞きに行きやすい。

道に置いてあった案内を見ながら角を曲がると幟旗が目に入った。入り口すぐの階段を上がりテケツで木戸銭を支払う。本当に500円で良いのかドキドキしたけどちゃんと入ることが出来た。早めに行き過ぎて1番乗り。キョロキョロしながら待っていると人が少しずつ入ってきた。

席に着いてまず驚いたのは演者さんとの距離の近さ。他ではなかなか味わえないだろうと思うほど臨場感があった。また距離が近いことで、演者さんの表情が目の動きまでくっきり見えて目が悪い身としてはとても嬉しかった。大きな会場だと顔が分かることがほぼないので、あの方は遠くを見ながら話すんだなとか、この方はお客さん一人一人に目線を合わせて話すんだなとか、普段なら絶対に確認できない目線を追えて感動した。開演前に舞台袖から話し声や笑い声が聞こえてくるのもなんだか嬉しかった。

本日のワンコイン寄席の出演と演目

・ふだんの袴/三遊亭好二郎さん
・つる/入舟辰乃助さん
・転宅/立川うぃんさん

枕で年末年始の過ごし方についてのお話では三者三様。二日酔いでも病み上がりでも遠赤外線効果でも面白すぎてめちゃくちゃ笑った。三席とも鶴にかけてくださって縁起がいい寄席になった。

初心者なのでお値段的にも時間的にも気軽に行けてとてもとても良かった。やっぱり生で聞く贅沢感はすごい。ぜひまたまた聞きに行こう。

今回は神田連雀亭に行ったけど、上野鈴本演芸場や浅草園芸ホール、東洋館、お江戸上野広小路亭などなど、まだ行ったことがないところばかりなので、今日はどっぷり寄席に浸かるぞという日を決めて朝から聞きに行きたい。

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