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レスポールのこと

初めて投稿するにあたって何書こうかと思い悩んでいた中、たまたま自分の持っているレスポールについて色々と調べて分かったことがあったので書いてみます。

まず、持っているのはコレ↓

Les Paul Classic Plus 2001年製
ピックアップはフロントは57クラシックプラス、リアはバーストバッカープロ2に換装済み。
写真では途切れてますが、ペグは実用性を重視してゴトーのマグナムロックに交換。
ストラップピンもロック式に交換してます。

製造年2001年のレスポールクラシックプラスで色はトランスアンバー。20年前の大学1回生の時、梅田の三木楽器でB級品として18万円(定価は30万くらい?)で買い、ずっとメインで使い続けているものです。親不孝にも仕送りを投下して生活が困窮した思い出が(笑)

何を以てB級だったかは未だによく分からずですが、今思えば新品としては破格だったんではないかと。木目も綺麗ですし。ただ唯一、オープンタイプのピックアップだけはロック色が出過ぎて見た目イマイチと感じたのでカバータイプのピックアップに交換しています。なんちゃってビンテージ感も出したかったですし(笑)

近年ギブソンの品質が落ちてるという噂もありますが、90年代はヒスコレをラインナップしたり原点回帰が進んだギブソンの黄金期と言われてるそうです。

そんな中、60年代のスリムテーパーネックやニッケルパーツを用いたビンテージ仕様で作られたレスポールクラシックは実は品質が良く、トラディショナルなレスポールを好む層ではとても人気があったとかなかったとか。個人的にもレスポールとしてはネックが細いので、ハードロック好きな自分にしたらドンピシャなギターでした。

調べてみると、近年、レスポールクラシックは現行モデルの安さに釣られて昔のレスポールクラシックは過小評価されているとの記載もありました。しかし、当時(90年代)のレスポールクラシックプレミアムプラスの販売価格はもともとヒスコレと同価格帯のプレミアムモデルで品質も良く、見つけたら即買いなのだとも。
価値に気づいている海外では日本のレスポールクラシック✗2くらいの相場らしいです。

じゃあ2001年製はどうなの?という疑問もありますが、90年代と同じ仕様なので「お買い得だった」と解釈しています。
ちなみに売る気はゼロですが、買取査定に出してみたところ、「100,000〜103,000円」の結果。。。安すぎでしょ(泣)

こういった買取査定額と「B級品で買った」ということに心のどこかで引け目を感じていたのですが、歴史を調べると良い買い物をしたんだなーと20年越しで気づくことができました。

楽器を持ってる方はご自身の楽器のルーツを探ってみると思いも寄らない気づきがあったりして楽しいですし、愛着も湧きますよ!ぜひオススメです。


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