ミニマリストの日常〜土鍋ごはんはエレガントに〜
里芋炊き込みご飯をほうばりながら思い当たることがありました。
(この感じ、なんか分かる！)
自然の風景が浮かんできました。
と言っても私がよく行く人工的にデザインされた庭の景色です。
そこは「日本原種」の植物にこだわり、ビルの上に作られた小さなガーデン。
たくさんの草花や木があたかも野生で「生えている」かのように植えられています。
里芋とお米のコンビネーションがその風景とリンクしたのでした。
その庭にある植物たちは
「ただそこに在る」
感じです。
お隣の木とケンカするわけでもなく、お向かいさんのお花と恋に落ちるわけでもありません。
そもそも仲良しなのか仲良くないのかさえわかりません。
その関係性が、私の口の中で広がっていたのです。
里芋のとろりとした食感とふっくらとしたお米が「仲良し」を超越していました。
まぁ、言葉を荒く言っちゃえば
「当たり前すぎる味」
この"当たり前"感が私のトキメキ心に響いてきたのです。
(相性が良いとか、悪いってそもそもないのでは？)
まるで悟りの境地を開いたかのようでした。
自治体からお米15kgの支給を頂戴して私の米ライフが4日前から始まりました。
(どうしても"配給"と言いそうになるんだよなぁ)
パン派の私は4日連続お米を食べたのはいつ以来なのか思い出せません。
でも、あっけなく米に寝返ってしまいました。
今では、
(今日はどんな炊き込みご飯にしよっかな〜)
とワクワクするまでに。
noteにて素晴らしいご縁が繋がった
方々のライフスタイルをパクっては我が物のようにときめいています。
この炭水化物×炭水化物の炊き込みご飯も『いとうひろこ様』からチャッカリとお知恵を盗んできました。
(ありがとうございます！)
さらに土鍋ごと食卓にて食べることまで伝授くださり、これまた私の生活にピタリとハマりました。
私の食卓は小さなナイトテーブルです。
高さが40cm位でだいたい椅子に座った時の膝の高さと同じ。
そうすると食べ物から口までの距離が遠くなって必然的にスプーンで運ぶスタイルのほうがしっくりきます。
1日目は土鍋から小鉢に取り分けて食べました。
2日目はそのまま土鍋からスプーンで食べたら、なんとなんと！
エレガントな所作になりました。
あたかもティラミスを少しづつ口に運んでいるかのようです。
炊き立ては熱々なので自然にペースはゆっくりとなり、1口づつ窓の外の空を眺めながら優雅な時間が流れます。
私は一気に1合食べます。
(すごいでしょう。うふふ)
この土鍋ティラミス食いをすると完食までに30分かかるようになりました。
ですから満腹感も満足度もパンやパスタよりも数倍上になることが分かりました。
根菜と一緒に炊き込んでいると、ほんのりと甘さがあって、その素材だけの美味しさに触れることができます。
(炊く時に塩も少し入れています)
と、いってもそれは3分の1まで。
それ以降は飽きてきて何かしらトッピングが欲しくなるのです。
今日は最初の3分の1はそのまま食べて
(地球を感じるなぁ。感動...)
次の3分の1は味噌をトッピング
(んあぁっ。美味しい〜味噌はそのままが1番！)
最後の3分の1はどうしようかと迷っいたところアイデアが浮かびました。
(ライスサラダを作ってみよっと！)
改善の余地はあるけれどイケる！
米と酢がとても合います。
ライスサラダに入れた物は、
・レタス
・イタリアンパセリ
・カブ
・赤ラディッシュ
・ゴマ油(無色無臭)
・ゴマ油(茶色のほう)
・しょうゆ
・米酢
・(残りのごはん)
です。
次回の改善点はレタスをもっと小さくちぎること。
(そうじゃないとエレガントにスプーンで食べられなーい)
私は1日1食なのでウッカリすると油を充分に摂取していない事があります。(そしてお通じに多大な影響)
ですからサラダにたくさんゴマ油を使っています。
ごちそうさまでした！
心が澄み渡ったような感覚になりました。
自然に体がナチュラルな物を求め始めてきました。
(食後に暖かい豆乳+メープルシロップを飲みたい！よしよし。いーぞ、私。意識高い系な人の食事みたい)
う〜ん。
この甘みはなんともエレガントです。
(次はミカン食べたーい。おぉ、えらいぞ私。お菓子に走らないんだね)
わーい！
今日の私の食事これで終了です。
(なんて素晴らしい自然食なの〜。どうしよ、私土鍋ごはんとナチュラリストのカリスマになっちゃったりして)←そもそも人の真似というのを忘れてました
.....1時間後。
まぁ、やっぱりこうなるよね。
(徒歩50歩のとこにコンビニがあるのがいけないのよ...と責任転嫁)
今日も私はエレガント。
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