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エレガントに鼻息

「お久しぶりです!あぁ、やっぱりオシャレだなぁ」

こんな言葉を言われて承認欲求が満たされた私です。

「オシャレ」

よりも

「やっぱりオシャレ」

と"やっぱり"がくっ付くとなんだか特別感があってウヒウヒしちゃいますね。

市場へ買い出しの時に顔見知りの女性に遭遇してこの言葉をいただきました。

このかたはお会いするたびに私の格好を褒めてくださるのです。

私は今までセンスを褒めてもらうことはありませんでした。

(noteにてポチポチとお褒めいただけるようになったのです。ありがとうございます)

逆の言葉を言われた記憶のほうが鮮明に残っています。

「アナタってセンス悪いよね」

「普通の人と違ってておかしい」

「それ流行ってるの?」

と、ハッキリと言われてしまう。

そしてこの言葉は私が相手に対して

(この人のセンス悪ーっ!)

って思っている人から先制攻撃をされるのでした。

私は平和主義なので言い返しませんがどんなに傷ついたことか、、、

(アンタだけには言われたくないわー!)

という人に限ってそんなこと言うんだもん。

まさに「鏡の法則」ですよね。

その後、私は都内に移り住み1人になって堂々と自分が好きなスタイルをしました。

そうすると真逆の鏡の法則が起こり始めました。

(この人のセンス、感性、素晴らしいなぁ)

と思っている人から

「あなたのスタイルは独特で素敵」

「オシャレ」

とありがたい言葉を頂戴するようになったのです。

そして今日の

「やっぱりオシャレ」

の一言。

もう鼻穴おっぴろげです。

えぇ。

そりゃもう私のふがふが鼻息で東京タワーが揺れそうなくらいにね。

なんだかんだ言っても人様からの評価って承認欲求が満たされて舞い上がりますね。

レシート裏に処理しきれない想いの丈をデトックス。
東京ジャーミィで買ったスカーフを防寒に。
肌への質感からシルクと認定。

市場では薔薇を買いました。

いつもは見るだけの花屋さんですが何種類かの薔薇のセールを発見。

少し痛んでいましたがなるべく元気が良さそうなものを選びました。

先週、薔薇の花を奮発して部屋に飾ったところ心の潤いを感じたのでまた欲しくなったのです。

家計簿/この柿の野生感、トキメク
(薔薇+ユーカリ=¥1,060)
愛用もんぺに着替えて...
(ちゃんと洗濯直後を撮影してるよ)
さぁ、やるか!
でろ〜ん...なんかヘン

お花を活けているひとときをエレガントに味わいたかった、、、

(そんな自分に酔いしれたかった)

でも過去の経験上、ガーデニングやお花を生ける行為は一度も楽しいと思ったことが無いということに気がつきました。

この感覚は「料理」と似ています。

「早く食べたいのに美しく盛り付ける時間がもったいない」

「どうやって盛り付けるのか分からない」

「やっている時間が楽しくない」

私のフラワーアレンジはそっくりそのままでした。

でもね。

そんな私ですが活け花に関しては師範よりもさらに上の資格を持ってるんですよ。(鼻息ふがふが)

若い頃に活け花を始めたキッカケはこうです。

ある夜、先輩の結婚式二次会を終えて帰宅した時のことです。
(夜11時ぐらいよ)

ペナルティとして親に無理やり習わさせられたのでした。

亭主関白、男尊女卑の父から

「これから門限は10時!

料理か茶道かお花を習え!

三つ編みをして紺色のスカートと白いブラウスを着て編み物か読書をしながら家で過ごせ」

世の中はバブル絶頂期。

ボディコン、ソバージュの時代にそう言われてかなり驚きました。

(三つ編みと白いブラウス、、、すごいなぁ〜父親の趣味ってそーだったのか。ワナワナ、、、)

私は特にヤンチャでもないし、派手でもない。

そこそこ流行りの服を楽しむいたって普通の女子でした。

お料理は好きじゃないし、茶道は正座出来ないし、消去法で花道を習ったというワケなのです。

自分の意志ではない習い事や資格というものがいかに無意味なものかここでありありと分かりますよね。

それに私が取った資格なんて時間とお金を積めば自動的にもらえるものでした。

でも私は履歴書にドヤ顔で

「特技 活け花」

と書いていました。

資格自慢ついでに

「少林寺拳法初段」

っていうのもあります。

こっちは活け花よりはまだマシです。

自分の意志でやっていましたから。

少林寺拳法は護身術です。

映画館で隣の人から身体を触られたらチョイと手を捻り、ものすごいダメージを与えることができたり、

ナイフを持った人が襲ってきたら、サッと身をかわして、これまたチョイチョイとダメージ与えて最後に地面に寝かせてトドメのダメージも出来ます。

ただし条件があります。

相手は決まった方向から、
(習った通りに)

決まった(習った)襲い方をしてくれて、

先生がやってくれたような華麗な転び方をしてくれないとその技が出来ないのが難点です。

まぁ、危ない橋をたくさん渡ってきた私がこの護身術を使う機会がなかったというのは極めて幸運なんですけどね。

(ねぇ、ところでこの真紅の薔薇とユーカリのアレンジメント。どこをどう直せばバランスよくなるのでしょう?誰か教えて〜)

ここまで短くなれば生けるのは楽チン
前菜
メインディッシュ。
カボチャと新生姜炊き込みごはん。


新生姜、カボチャ、レンコン、ミントティーが止まりません。

こんなに継続して購入したのは初めてです。

毎日口にしても飽きないのです。

よくよく考えてみたらこれらは喉や粘膜、風邪などにとても良いとされるものです。

特にミントティーは秋口から飲んでおくと冬に風邪予防になると聞いたことがあります。

もしかしたら私の体が健全になってきたのでしょうか。

頭で考えなくても無意識にその食材を買っている、食べたくて、飲みたくてしょうがなくなる。

寒さに備えて身体の温め準備に入っているとしか思えません。

これがオヤツや甘いものに対しても健全センサーが働くといいなぁとちょっぴり希望が出てきました。

(と、書いているそばからコンビニへアイスを買いに行こうか迷ってる私)

本日のチャレンジ。
柿の丸ごと食い。甘〜い!

自慢ってどんなことでも出来るものです。

リッチなこともビンボーなことすらも。

私は今は

「タイムリッチ」

「些細なことに幸せを感じる」

(さっきの柿丸ごと食いとかね)

であることが自慢です。

豊かな自由な時間を使って日常の小さなことに大きく悩んだり考えたり。

あなたはどんなリッチですか?

どんなことが自慢ですか?

一緒に鼻穴ふがふがして秋風に放ちしましょうよ。

私は今日もエレガント。

昨夜のチャレンジ。
じゃがいも、ニンニク、ヨーグルト、白チーズのピューレ。右側は「プンパーニッケル」というライ麦パン

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