![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/51303474/rectangle_large_type_2_83f6cc8aaf6dfa8c53b4fb319508b389.jpg?width=800)
【野生化のススメ】No.050
「今日からパッションって呼ぶことにしたから」
突然サリーがそんなことをいいだした。
オーストラリアではイングリッシュネームをつけることは特に変なことではない。
実際、発音の難しい韓国人のほとんどはイングリッシュネームを持っている。
(それにしてもなんでパッションなんだ・・・???)
「えっ、どこからパッションってでてきたの?」
「いや~、あれだよ! なんか情熱的だったからさ!」 はにかみながらサリーは答える。
(おそらくパッション屋良に似ていたからそのネーミングだったのだろう)っとサリーの表情から素早く察知した。
めでたくニックネームも決まり、みんなで温泉に行くことに。
「温泉なんてあるんだ!?」
車で一時間ほど走ったところに温泉があるとのこと。
オーストラリアにきてからシャワー生活が続いていたので、そろそろお湯に浸かりたいと思っていた所だった。
温泉と聞いて期待していったはいいけど、
川に入って、スコップでひたすら穴を掘ると、少し温かい水がでてくるというものだった・・・。
みんなで穴を掘って、金脈(温水)をひたすら探し続けた。
家に帰ってきてからは、みんなでまったりと外のベンチで語り合うことに。
家の電気をすべて消すと、あたりはびっくりするくらい真っ暗。
言葉ではいいあらわせないほど星がきれいで、気持ち悪いくらい星をみることができる。
夜空に川があるのがはっきりわかる。(あれが天の川か~)
一瞬、オリオン座がどこにあるのかわからないくらいひとつひとつの星が輝いている!
そんなのをよそに、家の壁ではゲコ(ヤモリ)が交尾をしたり、カブトムシが交尾をしていたりするんだ!
「けーたいの電波も通じないようなところだけど、こんな生活もいいかも」
大自然と野生動物、仲間に触れ合うにつれて、少しずつ野生に目覚めていく。
🌟ワンフレーズ英語 No.050🌟
【English name】
自分のイングリッシュネームを考えてみよう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?