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逃げ恥

息子の変化


小学4年生の息子に
マレーシアの感想を聞いてみた




な:マレーシアどうやった?



息子:う~ん…



な: ん!?どした?



息子:何でマレーシアに
  留学するんやったっけ…?



な: お?
 キッカケはいっぱいあったけど、
 一番は色んな経験して欲しいからやけど?



息子:それ、日本では出来ひんの?






その後も…
ゴニョゴニョ歯切れの悪い質疑応答が続き…





な: 何?
 自分の思てることハッキリ言うてみ?





息子: ……。


  マレーシア行きたくない…(TT)



!!!!!!!!!!!!!



やっと本音言いよった…(^。^)



これまで私に逆らったことのなかった息子。


時には嫌々でも、
どうにかこうにか私がすすめる通りに従って
何事も頑張って来た息子。

その息子が、
たった4日間マレーシアに行っただけで、この変化。




多分、キャパオーバー。
息子自身の想像を遥かに越える不安が襲って来たんだろうな。




言葉が通じない…。

不便を通り越して、恐怖。


英語覚えられなかったどうしよう…


勉強ついて行けなかったらどうしよう…


お友達なんて出来ないかもしれない…


マレーシアでの生活全てが
恐怖と不安に変わった瞬間だったに違いない…



誰しも
“居心地の良いところ”から出たくない。

出るのは、ものすごい勇気がいる。

出てからだって、毎日が自分との闘い。

誰も助けてくれない。


正直、居心地の良いところから一歩も出ずに
一生生きていくことだって出来る。

どちらの人生を選ぶか、
最後に決めるのは本人。息子自身。




息子よ、
マレーシアはな、その練習。



居心地の良いとこから


自らの意思で



一歩出たら



どんな世界が見えるか。




必死のパッチで
一歩を踏み出した人にしか見えない世界が
きっとあると思うぞ、母は。

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