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歎異抄の旅

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古典の名著『歎異抄(たんにしょう)』ゆかりの地を旅をします。 『歎異抄』は、生きる力、心の癒やしを与えてくれる古典として、日本人に親しまれてきました。 「無人島に、1冊もっていく…
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歎異抄の旅(12)司馬遼太郎を襲った死の不安、坂本竜馬の生き方と『歎異抄』

 京都には、親鸞聖人(しんらんしょうにん)と『歎異抄(たんにしょう)』に関係する場所が、…

木村耕一
2週間前
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歎異抄の旅(11)森鷗外が『高瀬舟』に秘めた2つの謎! 「なぜ生きる」と安楽死を『…

 京都の鴨川(かもがわ)にかかる四条大橋(しじょうおおはし)。  この橋は、親鸞聖人(し…

木村耕一
1か月前
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歎異抄の旅(10)生け花のルーツは京都の六角堂に! 池坊と聖徳太子、親鸞聖人の深い関…

 私たちの体の真ん中には、「へそ」があります。  同じように、京都の中心にも「へそ」があ…

木村耕一
2か月前
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歎異抄の旅(9)「世の中は、うそ、偽りばかり」と教える聖徳太子の古墳を訪ね、大阪…

 私たちは、抱えきれない悩みがあると、信頼できる人に相談したい、と思います。  19歳の親…

木村耕一
3か月前
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歎異抄の旅(8)恋は、厳禁ですか?  赤山明神のナゾ

 美しい女性との出会い……。それは、若き日の親鸞聖人(しんらんしょうにん)にとって、激し…

木村耕一
4か月前
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歎異抄の旅(7)「恋に疲れた女が…」で有名な大原の里。仏教界を揺るがした大論争の…

 比叡山(ひえいざん)のふもとに広がる自然豊かな地・大原(おおはら)は、「癒やしの里」と…

木村耕一
4か月前
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歎異抄の旅(6)なぜ、法然上人は、父を殺された仕返しより、比叡山を選んだのか

 桜が咲きだした3月中旬、東京駅から朝6時30分発の新幹線に乗り京都へ向かいました。快晴です。  今回は、京都駅前からレンタカーで比叡山(ひえいざん)へ向かいます。  鴨川(かもがわ)に沿って北へ車を走らせると、桜が美しく咲き始めていました。五分咲きくらいです。  銀閣(ぎんかく)を過ぎた辺りで東へ折れて、カーブの多い山道を進みます。  比叡山ドライブウェイに入ると、道路の両側の樹木は、枝の先が赤紫色にふくらんでいました。  山頂付近の延暦寺(えんりゃくじ)バスセンターに到

歎異抄の旅(5)『源氏物語』で有名な横川僧都(源信)を訪ねて

 なぜ、『歎異抄(たんにしょう)』に引きつけられる人が、多いのでしょうか。  それは、誰…

木村耕一
5か月前
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歎異抄の旅(4)あこがれの比叡山へ〜『土佐日記』の紀貫之と、『歎異抄』の親鸞聖人…

 再び、比叡山(ひえいざん)へ。  親鸞聖人(しんらんしょうにん)が、9歳から20年間も、…

木村耕一
6か月前
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歎異抄の旅(3)比叡山への道のり〜宮本武蔵より強かった、松若丸の覚悟

 比叡山(ひえいざん)へ登りましょう。  京都府と滋賀県の境にそびえる標高847メートルの山…

木村耕一
6か月前
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歎異抄の旅(2)小野小町、平重衡の旧跡、そして法界寺へ

「なぜ、小野小町(おののこまち)が出てくるの?」 「『歎異抄(たんにしょう)』と関係ない…

木村耕一
6か月前
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歎異抄の旅(1)〜無人島に、1冊もっていくなら歎異抄

『歎異抄(たんにしょう)』は、生きる力、心の癒やしを与えてくれる古典として、日本人に親し…

木村耕一
6か月前
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