篠田地区融流雪溝について【青森市議会令和5年第1回定例会・予算特別委員会質疑原稿】

(質疑)昨年12月の予算特別委員会でも質疑しました篠田地区融流雪溝整備の進捗状況について、お聞きしたいと思います。青森市雪対策基本計画では、篠田地区の融流雪溝は、令和5年度末時点での整備目標延長が2.7kmとなっております。しかしながら、先の予算特別委員会でご答弁いただいた時点では、進捗が800m程度となっていました。来年度は整備目標到達のために相当なペースアップが必要になっております。そこで質問致します。来年度の篠田地区融流雪溝整備事業の事業費及び予定整備延長をお示しください。

(「令和5年度事業予定は、当初予算1.8億円、青森駅西口周辺で900mを整備予定、また、水道管、ガス管の移設などを実施」などと答弁あり)

(要望)厳しい財政事情の中、なかなか整備の予算が思うようにつかないところではあると思い
ます。しかし、地域経済分析システムの500m四方の将来人口推計によると、篠田地区の人口は2015年から2040年にかけて15%以上減少すると推定されております。すると、かかる事業費はそのまま、受益人口が減り事業効果は減少となってしまいます。本事業の実施財源となっている社会資本整備交付金では、その事業において、中間事業評価・事後評価を行うことが基本となっているかと思います。同じくお金をかけるのであれば、早期に整備した方が、有効な事業となるのは明らかです。今後の事業のペースアップ、できるだけ早期に一部でも供用を開始することを再度要望しましてこの項目を終わります。


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