ひびの雑記 ビニール手袋
今日はスーパーへ買い出しに行った。
肉(切り分けて冷凍保存してある)はあるが野菜がなくなってきたので買い足すためだ。
外は強風だが空はどの角度から見ても青一色とあまりにも気持ちいい天気なので少し遠回りしさんぽをすることにした。
日が強い。顔があつい。
日焼け止めを塗ってくるのを忘れたことを後悔する。
もともと人通りが少ない町なのでコロナがあったからといってそこまで変化は感じられない。でも通りかかるほどんどの人はマスクをしっかりとしている。途中あるドラッグストアにはいつもより人が多いことが外からでもわかった。
8分ほど歩いたところにあるポストに出版契約書と返却するレンタルDVDを投函し、隣にある目的のスパーへ入った。ここは混んでいる様子はなくマスクをしている人がいる以外ふつうの光景だったが、よく見るとレジの人はビニール手袋をつけていた。ベビーパウダーを叩いてから装着しているのだろうかとボンヤリしながら会計する様子を見ていた。
リュック2つ分いっぱいになるくらい野菜を詰め2件目のスーパーへ豆乳を買いに行く(側だとここが一番豆乳が安い)。
小さめのスーパーというのもあるが、なんとなくいつもより人が多く感じる。そっと1mくらい距離をあけながら青果コーナーを通り過ぎチルドコーナーで目に止まった108円のシュウマイと八王子ラーメン(生麺)をポンポンとカゴに入れた。
鮮魚のところから人が少し増え、さらにその先のお惣菜コーナーと肉のコーナーはぞろぞろ。通路の幅は2人がすれ違う程度しかなく1m間隔は無理。思わずすれ違う老人たちのマスクの有無を確認してしまった。
この店のレジは店員と客との間に透明のビニールがかけてあった。ビニール手袋はしてなかった。
帰りは公園の中を通ることにした。
緑の割合が多くなったが桜はまだ咲いていて重たそうに枝を垂らしている。その側にはド派手な色のくす玉みたいな花がゴロゴロとある。年中なんらかの花が咲いているのでさんぽに飽きないコースだ。歩いている人、花を撮る人、花の前で写真を撮ってる人、花を観察する人もいる。この前はトロンボーンを吹いてる人がいた。別の日にピアニカを吹いている人もいたけどどちらも今日はいなかった。
賑やかしい景色の中重いリュックと手に下げたビニール袋でひどい猫背になりながら歩く。ハンカチを折りたたみティッシュを間に挟んだだけのマスクが苦しい。
家に着いて窓をあけたら自粛を促す市からの放送が流れた。相変わらず音が反響してよく聴こえない。
夜はさっそくスーパーで買ったさんまの開きを食べた。
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