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又吉直樹さん書き下ろしアンソロジー『Perch(パーチ)』の発売延期について


こんにちは。木村綾子です。

今日はひとつ、私が企画・制作として関わる作品について、ご報告があります。

又吉直樹さんによる書き下ろしアンソロジー『Perch(パーチ)』を、3月29日オープン「羽田空港 蔦屋書店」限定で発売することが、先日24日、公式にリリースされました。
一部のメディアでも取り上げてくださり、それを目にした方からは、たくさんの声もお寄せいただいていました。

しかし、翌25日夜、新型コロナウイルスの感染拡大に対する東京都知事緊急記者会見を受け、急遽、販売の延期を決断しました。
27日13時、「羽田空港 蔦屋書店」HPにて正式に発表されました。

私は本作の企画・制作を担当していますので、自分の言葉で経緯をお伝えしたいと考え、この文章を書いています。

まず、発売延期理由についてです。
現在、東京都には、週末(28、29日)の不要不急の外出自粛が要請されています。
まさにその渦中、「空港」という場所で、「そこでしか出会えない本」を販売することは、お客様、さらには作品、そして著者である又吉直樹さん、制作チームに対しても誠実でないという判断から、関係者各位と相談のうえ、決めました。

『Perch』発売延期にともない、本作がどのようなものであるか、その詳細をお伝えできる日も、先送りになりました。
そのため、いま発表できる正確な情報は「発売延期」のみ。「改めた発売日」や「販売方法」は、情勢を考慮しながら検討し、状況が整い次第、正式にご案内するという形になりますこと、ご理解ください。

著者・又吉直樹さんをはじめ、装幀・佐藤亜沙美さん、編集・九龍ジョーさん、イラスト・柳智之さんも、『Perch』という本と「羽田空港 蔦屋書店」という場所を通して、みなさんとコミュニケーションできることを楽しみにされています。もちろん、私も。

その日が来るまで、どうかいまは、ご自身や大切な方の健康を第一にお過ごしください。

(3月27日(金)13時現在)

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