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たっぷりの米ぬかで熟成発酵させる製法を大切に守っていきます。

漬物製造に関わる企業などによって構成されている
全日本漬物共同組合連合会(以下、全漬連)によって、
毎月21日が「漬物の日」とされています。

なぜ、21日なのか?

それは、愛知県にある漬物の神様「萱津神社」で
毎年8月21日に「香の物祭」として祝っているからです。


野菜を腐らせず、日持ちすることができ、
なお、野菜がおいしくなる「漬物」。

これからもその普及に微力ながら努力していきます。


そして、今年も昨日(8月21日)に香の物祭が行われました。

その様子がグループ会社である
愛知県のキムラ漬物株式会社のFacebookページに
UPされています。


今は宮崎県に拠点を置いて漬物製造を行っていますが、
私たちのルーツは愛知県渥美半島で作られていた

「渥美たくあん」

です。

昭和26年頃個人商店として漬物製造販売を始めました。


私も小さい頃は冬休みに大根を収穫・漬け込みのアルバイトを
して来ました。

たまたま私が創業者である祖父と同じ左利きで
社員の方々には大変可愛がってもらえたと思っています。


大根の市場でトラックに大根を積み込み、
海岸に建てられたハズと呼ばれるヤグラに大根を干し、
そして、木樽に米ぬかと塩にまみれながら
大根を並べて漬け込みました。

昭和時代の渥美半島の天日干し大根

懐かしい思い出です。


今では渥美半島でたくあんを作っている企業は
数件となってしまっていましたが、
こうした漬け込み製法は宮崎県でも継承し、
これからも後世に伝えられるように頑張ります。


たっぷりの米ぬかで熟成発酵させる
昔ながらの沢庵漬けを
これからも作っていきたいと思います。


どうぞみなさん、引き続きの応援をよろしくお願いします。

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