私が漬物の伝道師になりたい理由
漬物伝道師になるぞ!と宣言した木村です。
漬物は香の物とも呼ばれ、食卓に彩りを添えます。
そもそも私がたくあんやになったのは、
「生まれた家がたくあんやだったから」
なのですが、
たくあんを作ることとともに販売することになると、
価値を伝えないとお客様は買ってくれません。
しかも、お客様の前には、問屋さんや
お店のバイヤー(仕入れ担当者)さんがいて、
その難関を通り抜けないと消費者の方が来る売り場に並びません。
そのためには競合他社さんの商品の研究や
消費者のニーズ、自社商品の強みなどを
伝えなければなりません。
もちろん、価格で勝負!ならそういう必要はないですけどね。
そのためにも会社に入社してから
いろいろな野菜で漬物を作る経験を
させてもらいました。
そこで学んだのは、旬の野菜のおいしさです。
例えば白菜の浅漬。
同じ白菜でも冬の白菜と春の白菜では味が違う。
冬の白菜は塩と昆布だけで美味しく漬かるけど、
春に白菜を漬けても旨味がないのです。
つまり美味しくないのです。
暑い夏はやっぱりゴーヤがオススメ!
シンプルな材料でできる漬物だからこそ、
味わえる野菜の味があると想うのです。
この素晴らしい文化を沢山の人に知ってもらいたい、
昨日も、今日も、そして明日もそう思うからです。
ちなみに、今はカブの塩漬けが抜群に美味しいです!
家の浅漬は基本、塩と昆布のみ。
冬はたまにゆず皮をトッピング!
では、また!
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