台風14号の振り返り(3)
9月20日の朝、期待していた電気は来ず。工場は臨時休業となりました。この臨時休業を利用して、台風前から依頼していた工場内の修理と修理品の納品が午前中ありました。
修理が終わっても試運転ができないという悲しさはありましたが、ひとまず一安心。
保険屋さんと被害現場での検証と記録(写真撮影)などで工場内をグルグルまわる。
そしてそろそろ停電からまる2日間(48時間)を経過してきたので、そろそろ冷蔵庫内の商品や仕掛品(半製品)の品質劣化が心配になってきましたが、扉を開けることもできず。
さすがにこのままだめにしてしまうことが心配されたので、いつもレンタカーでお世話になっているリース屋さんに発電機があるかどうか、問い合わせしてみると運良く今戻ってきた機械が2台あるとのこと。
冷蔵庫の業者さんに連絡を取り、発電機の容量が冷蔵庫を回すのに足りているかを確認して、電気配線工事の依頼。
運良く午後3時ころには来てくれるとのことで、午後からリース屋さんに発電機を借りに。
電動のクレーンは使えないので、ガソリンで動くフォークリフトで降ろせるようにトラックに積み込んでもらって、会社に戻って設置。ちょうど電気工事の方も総勢4名も来てくれて手早い作業で夕方5時前には運転開始。
冷蔵庫の機械の動作確認をしながら庫内の商品などの確認を行いましたが、なんとか無事でした。良かったです。
※後日発覚しましたが、うちの会社には冷蔵庫が5台あり、別の冷蔵庫にある要冷蔵商品をその日のうちに発電機で稼働している冷蔵庫へ移しましたが、すでに品質が落ちていました。今後は台風前に保冷性が高い冷蔵庫に移しておく必要がありました。
初めて使う大型の発電機なので使い方をしっかり教えてもらいました。燃料切れを起こすと復旧に大変と言われたので、夜中の寝る前10時ころには発電機を一旦止めて、翌朝6時過ぎにまた運転開始。
たくさんの方々の支えられてることを実感しました。また、そのおかげで懸念材料が一つクリアできました。
(明日へ続く)
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