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賛同できない常識。
最近は天気に恵まれていましたが、今日は朝から雨が降っています。
だからなのか、今朝、仕事で会った知人は鼻声になっていました。
うーむ、普段、快活な方だけに痛々しさが目立つ!
お互いに、体調管理、しっかり気をつけましょうね。
ではでは、1ヶ月書くチャレンジ、いっきますよ〜!
常識って把握してる?
さて1ヶ月書くチャレンジの今日のお題は、「自分があまり賛成できない常識」となっています。
うーん。毎度のことながら難しいお題だなあ。
でもここで常識を振り返ってみたわたし、その常識をあまり把握してないという事実に気づきました。
具体例を挙げてみようと考えたところで、あまり思い浮かばないんです。加えて、あまり「賛同できない」でしょう? ますます思い浮かばない。
そもそも常識ってなんだ?
と思って調べてみたところ。
一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力。
それならば、どちらかといえば保守的傾向のあるわたしには、賛同できない常識って少ないんじゃないかな、と思います。
ありがたいです。
常識は時代によって変化しやすい。
ありがたいと感じた理由は、賛同できない、今の常識が思い浮かばないからです。
たとえば、少し前の時代なら、女性は学ばずに結婚すればいい、という考えがまかり通っていたでしょう。早いうちに結婚することが常識。
そんな時代だったら、わたしはずいぶん苦しかったと思うのです。
もちろん賛同もできなかったと思うけれど、そもそも早いうちに結婚することが常識なんだから、常識に賛同できない事実に気付かないまま、息苦しさを覚える日常を過ごしていたかも。
もっと遡るなら、障害者は小屋に閉じ込められる時代もありました。私宅監置といって、小屋に閉じ込めることが合法だったときがあったんです。
今まで書いてきませんでしたが、わたしもいちお、障害者なんですよね。
ですからそういう時代ならわたしも隔離されていたかもしれない。そんな状況を理不尽と感じても、障害者は隔離することが常識という時代なら、理不尽だと主張することは許されない状況だったかも。
そう考えたら、時代はいいほうに進んでるんだなあと感じます。
もちろん、世界情勢を見たときに、不安になったり恐ろしくなるときもあるのですが、それでも常識という面から考えると、いい方向に進んできたのではないかなあと思うのです。
いまの時代が100%いい時代だとは書きません。それでもむかしより前に向いて進んできているのではないかな、と思ったのです。
これから常識はどこに向かうんだろう。
ただ、ときどき、社会の出来事を見たときに、不安になることがあります。
最近では、ジェンダーレストイレに対して不安を覚えました。おおよその趣旨は理解できたのですけれど、それでも身近な公共トイレがすべて、ジェンダーレストイレになったら怖いなあという気持ちになりました。
たとえるなら、自宅のトイレもジェンダーレストイレですよね。家族の、性別の区別なく使えるトイレ。大抵の家庭にはトイレはひとつきりなんですから、そうでなければ困ります。
そうはいっても、公共トイレと自宅トイレは、前提が違います。使う人が限られていないか、使う人が限られているか。
つまり、自分と同じようにトイレを使う人に対して、安心できるかどうかを、確かめられないか、確かめられるか、という違いが存在しています。
自分以外の人間に対する警戒は、見知らぬ人間に対する警戒は、どんな状況でも易々と解くべきものではありません。
だからジェンダーレストイレ導入に関しては、もっと慎重になってもいいのではないかな、と思ったからこそ、ジェンダーレストイレがこれからの常識になるのかなと思ったときには、うっすらとした不安を覚えました。
そういうふうに、変わっていく部分に心配や不安を抱いたりもします。
それでも。
常識。一般の人が普通にもつ、あるいは持つべき知識や意見、判断力。
これからも常識は、変わっていくでしょう。これまでの時代から現代まで、さまざまな常識が変わってきたように、これからも変わっていくでしょう。
願わくば、その変化が、しあわせにつながるものでありますように。
DAY 19:自分があまり賛同できない常識
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