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好き≠お近づきになりたい。

昨日、寝つきが悪かったから今朝はちょっとぼんやりしています。

なぜ寝つきが悪かったのかと言いますと、友人へのモヤモヤをうまく処理できなかったから。単に既読スルーされただけなんですけれど、ちょっと精神的に不安定なこともあって、モヤモヤが長引いたのです。

思い切って電話したらよかったんだよねえ、とそれなりに眠ってスッキリした頭は、結論づけてくれます。

なぜ昨日はそんなふうにできなかったのかな。

そう思いながらもとりあえず、1ヶ月書くチャレンジ、いっきますよー!

自分が好きだと思うタイプ


今日のお題は「自分が好きだと思うタイプ」ですね。みた瞬間、「うわ」と思いました。同時に、「恋愛じゃないですよね、人間的という意味でいいですよね?」と心の中で自問自答していました。

恋愛的に好きだと思うタイプについて、ちょっと語りたくないですねえ。でも人間的に好ましいと思うタイプなら語れる、かな。

自分でもなかなか思い切ったことを書きますけれど、わたしが好きだと思うタイプは、「わたしに好意を寄せてくれる人」なんですよね……。

この人、わたしを信頼してくれてるんだな、好意を寄せてくれてるんだな、と感じられる人に対し、わたしは安心感を抱いてオープンマインドになり、好きという感情がぐんぐん育ちます。

ただ、好意を寄せてくれると言っても、いろんな好意がありますよね。利用できるから好き、とか、付き合いにメリットがあるから好き、という好意。

下心とも言える好意を抱いて近づいてくる人に対しては、居心地の悪さを感じて距離を置くようになるから、「わたしに好意を寄せてくれる人」の中でも、区分はしているみたいです。

では、わたしについてまったく知らない人に対して、好意を抱くことはないのか、というと、「ある」のですから、わたしが好意を抱く条件は「わたしに好意を抱く人」に限らないのでしょう。

具体的にどういう人に好意を抱くかというと、たとえば拝見したインタビュー記事で「すごいなあ」と感じる信念をお持ちのかただったり、「面白いなあ」と感じる作品を作り出したかただったり、単純に知らない事実を知っているかただったり。

もしかしたらわたしは、この人すごい、尊敬できると感じるタイプが好きなタイプだったりするのかもしれません。

好きなタイプと出会ったらどうする?


さて、みなさんは好きなタイプと出会ったらどうしますか?

わたしはどうしていたかなあとこれまでの人生を振り返りました。好きなタイプ、お友達になりたいなあと感じた人と出会ったときにどうしていたか。

……わたしはそっと、距離を置いていたように感じます。

なんでそこで距離を置くのか、と思われるかもしれません。わたしにとって理由は明白です。好きなタイプの人間だから、近づきたくないんですよ。近づいて、変な人間だと思われてしまったら、なけなしの自尊心が傷つく。だから近づきたくないんだと思います。

厄介だなあ、わたし。

正直にいうと、今でもこの傾向はあるんですよね。わたしにも友人がいるんです。でね、わたし、友人が好きなんですよ。だから連絡をとりに行くことが苦手。一緒に遊びたいと思っていても、迷惑だと思われることが怖くて、連絡が取れない。結果、相手からのお誘いを待ってしまう、という。

繰り返しになりますが、厄介だなわたし!!!

いえ、お誘いを待つだけならいいんですよ。消極的だなあと思いはするけれど、それだけなら害はない。

でも我ながら問題ありというところは、わたし以外の友達が、一緒にお出かけをしていたという事実を知ったときにモヤることなんですよね。そして、どうしてわたしも誘ってくれなかったのー! と怒っても、その怒りを露わにしない。一人で抱え込んじゃって、寂しさにしょんぼりする。

本当に繰り返しになりますが、(以下略)

でも人生もそろそろ後半戦に差し掛かろうとしています。わたしはシンプルに生きたい。だから人付き合いの方法も見直そうかなあと思い始めてるところなんですよね。

ちょっと前に出ようか。


ここまで書いたところで、思い出ししょんぼりしてしまったから、思い切って友人に電話しました。そうしたら、ささいなスレ違いに気づくことができて、一気にモヤモヤは解消され、気分は浮上しました。

わたしが危惧した、面倒な子だなあ、と思われた気配なんてありません。

この程度なんですよね、わたしのおそれって。つまり、妄想なんです。

だとしたら、自尊心が傷つくことを恐れないで、好きなタイプにはもっと前に出てみてもいいんじゃないかしら。変な人だと思われても、それがわたしなんだもの、受け入れよう。

……と、書いて、本当にすぐに受け入れられるようになったら苦労はないのです。すぐに変われるようになったら、人間、ダイエットも簡単なんです!

でも少なくとも、思い切って前に出たこの瞬間、モヤモヤが解消されて、スッキリした事実は、現実です。

だからもっと前に出てもいいんじゃないかなあ。

とはいうものの、もうウン十年もこの自分でやってきたのです。ホメオスタシスが働いて、好きなタイプを見かけたら尻込みするクセが発動しそうな予感もあります。うん、発動するだろうな、十中八九。

いっそのこと、それもわたしなんだ、と開き直ってしまうほうが。モヤモヤを抱きがちなわたしを丸ごとぎゅっと受け入れてしまって、それでもたまにたまに前に出てスッキリできる。

そんな自分を受け入れてしまうほうが、わたしが望む、シンプルな生き方ってものになるのかもしれません。

総論:好き≠お近づきになりたい。

DAY18:自分が好きだと思うタイプの人






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