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【病】六月病


私は、毎年六月になるとなぜか、生きる意味を失い、無気力になる。

高校の時分より、自分にその傾向があると認識していた。

全ての事に価値を見いだせず、何もやる気がなくなるのだ。

この性癖のせいで、部活の仲間に迷惑をかけてしまった。(この場を借りてお詫び申し上げますm(_ _)m)

2012年、「一般社団法人白川学館」という古神道の学校に通い、日々朝のお祓いをするようになり、先祖供養の重要さを理解し始め、ふと、自分はなぜ六月に弱いのかがわかり始めた。

・私は木村家の16代目になるが、政治家をしていた14代目(父方の祖父)が、六月に亡くなっている。

・三郷の名家・齋藤家から婿養子に来た13代目(父方の祖祖父)が六月に亡くなっている。この先祖が神道をしていた。

・徳川幕府の庇護の下、障害者自立支援の仕事をしていた11代目が六月に亡くなっている。

・その11代目の妻も六月に亡くなっている。

・一緒に暮らしていた祖母が五月末に亡くなっている。

・15代目である父が五月末に亡くなっている。

過去帳を見ると、多くの父方の先祖が六月に亡くなられているのがわかる。

六月に弱い自分の家系の因縁は、相当根深いのだと思う。その因縁のせいで、私は「一般社団法人白川学館」を去らざるを得なかった。

「一般社団法人白川学館」の七澤賢治先生は、成仏していない先祖が多すぎると指摘してくれた。また、ポツリとこうも指摘なされた。

「あなたは気の毒な人だ。」

最近、この言葉の意味がよくわかるようになった。

自分の六月病は、自分だけの問題ではなく先祖に共通の問題であり、また、六月に亡くなった無念の集積の問題でもあった。

最近では、六月の目標喪失・無価値感・無気力は味わわないで済んでいる。

しかし、父方の家系の因縁の解消のための行は、遅々としてすすんでいない。

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