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9割が知らない!封筒で84円よりも安く送る方法

「封筒で送るときに
 84円よりも安く送る方法なんてあるの?」

って思われたのではないでしょうか?

今日(2022年5月17日現在)で
市販の封筒で送ろうと思ったら、
84円切手を購入する必要があります。

メルカリでの配送方法早わかり表でも
「25g以内 84円」としっかり書かれていますよね。

リンク:こちら


84円よりも安く送る方法があったとしたら、
知りたくないですか。

と言っている僕も、
物販を始める前まで存在すら知らなかったです。

おそらく、
9割の人は知らないのではないだろうかと思います。

では、
どうやれば84円よりも安く発送できるのか?

ある条件さえ満たせば、
84円よりも安く発送できます。

この記事では
84円よりも安く発送する方法について解説していきます。


「84円よりも安く送る方法を知りたい」


と思われているのなら、
ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。


そもそも30年以上前はもっと安かった


ここまで
今の封筒での最小値段は84円と伝えてきました。

2022年5月現在の値段なんですね。

ちょっとだけ脱線していきますが、
そもそも20年以上前はどのくらいの価格で売っていたのか?

今から30年近く遡ってみていきましょう。


消費税の導入に伴い切手代も値上げ


ここから切手の値上げの歴史について、
僕が知っている範囲で値段変更の歴史を追っていきますね。

僕が幼い頃(小学校前半)の頃は
ハガキ40円、封筒60円切手でした。

この価格から値上げするきっかけとなったのが、
消費税の増税。

1989年になってから消費税が導入され、
消費税3%になりました。

僕が小学生後半だった頃の話。

郵便料金は消費税3%が導入された際も、
消費税追加に伴う転嫁分として1~2円を値上げしたのです。

このとき
封書の切手代は60円から62円に、
はがきは40円から41円になりました。

消費税増税が発表されてから
かれこれ30年以上経ったことに驚きです。


1993年の段階では〇〇円?

昭和生まれで40~50代の方なら
よく知っているかもしれません。

僕はすごくはまっていました。

実際には、
大ヒットを起こしたアルバムを聴いてから
初めて知ったかなと振り返っています。

そのアルバムを飾った歌手とは・・・

今でも多くの人から愛されている歌手グループ

Mr.Children(ミスターチルドレン・ミスチル)

です。


今で30周年を迎えたMr.Children。
初回生産限定盤としてアルバムが販売されているくらいです。


そんなMr.Childrenが
封筒代に思いを託した歌が収録されているアルバムがこちら。

ミスチルのアルバム、3枚目。


このアルバムで思いを込めた歌が
”my life"です。

歌:Mr.Children
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

62円の値打ちしかないの?
僕のラブレター読んだのなら
返事ぐらいくれてもいいのに

引用元:こちら

告白したい相手に対してラブレターを送っているけど、
なかなか返事がもらえない。

恋をしたい気持ちはあるけど、
失恋の経験が引っ張ってしまって、恋愛に臆病になってしまっている。

それでも、
失恋の経験を一つの人生として捉えて前向きに進む歌。

前向きな考え方をするだけで、
人生楽しく進めるのだと振替させられる。


【脱線してしまいましたが・・・】

ミスチルのアルバム[Versus]に収録されている
”my life”から脱線してしまいました(-_-;)

ここで伝えたかったのは、
今から29年前(1993円)は62円切手で封筒を遅れていたということ。


封筒の切手代が値上げされて84円にまで膨れ上がった

ここまで紹介してきたミスチルの”my life”。
1993年のアルバムで収録された歌だと紹介してきました。

実は、意外と奇跡的なタイミングでの収録だったのです。


「奇跡的ってどうゆうこと?」


と思われるかもしれません。

なぜ奇跡的だったと言えるのか?

ここから見ていきましょう。


【1994年から
 62円 ⇒ 80円 に値上げ】

ずばり、
1994年のタイミングで値上げしたから。

1994年に封筒の切手代が
62円 ⇒ 80円 に値上げされました。

つまり、
この1993年から1994年になるタイミングで
値上げされていなかったら、歌詞としておかしくなってしまうわけで。

1994年にリリースされていたとしたら、
時代背景と合わなかったわけで。

そんなことから、
奇跡的なタイミングでアルバムがリリースされ、
”my life"歌としても好かれたのだろうと思うところです。


このタイミングで大きく値上げした理由として、
郵便局での取り扱い郵便数が減ったとされています。

そのため、
郵便局を維持するために
郵送物の切手の値段を上げたそうで。


【2回の消費税増税に伴い値上げされることに】

1994年での消費税増税後に
2014年と2019年にも消費税が増税されることに。

これに伴って封筒での切手代が値上げされました。
ここまでの内容の振り返りを含めて見ていきましょう。

1981~1989年:60円

 ↓ (消費税増税)

1989~1994年:62円

 ↓ (郵便局の都合に伴う値上げ)

1994~2014年4月 80円

 ↓ (消費税増税)

2014年4月~2019年10月:82円

 ↓ (消費税増税)

2019年10月~現在 84円

*今のところ、
 切手の値上げは予定されていません。


封筒で84円よりも安くする唯一の方法とは?


ここまで横道に逸れてしまいました。
伝えたかったこととしては、30年以上前なら84円よりも安く封筒で発送できたということ。

今のところタイムマシーンがないので、
過去に戻ることはできません。

戻れたとしても、時空を歪ませることになりかねません。

まだ過去に戻る道具が作られていないから。
ドラえもんがいたとしたら、「ここまでの話はなくてもよかったのでは?」となりかねないです。

が、

今のところ、ドラえもんもいません。
いたとしたら、歴史から塗り替えていく必要があります。

そうなると、今の僕たちも存在しないことだって考えられる。

今の僕たちは過去を元に生きているのだから。

ビジネスや挑戦をするにあたっても
「過去の事実そのものは変わらない。過去をどのように捉えるのかが大切。過去の捉え方を変えていくと、おのずと今を変えることができるし、未来も少しずつ変わる」

つまり、
過去の積み上げがあるからこそ、今があるわけです。

過去に戻って変えようとしても、そもそも無理が生じてしまいがち。

なので、
今に焦点を当てると、
封筒で厚み1cm以内・25g以内のものを発送するとすれば、
84円切手を基準として考えるべき。

そうなると、

「過去にタイムスリップする以外に、
 84円よりも安く発送する方法があるのか」

と気になられたのではないでしょうか。

実はあります。

詳しく見ていきましょう。
ある意味では、この記事の本題の始まりでもあります(笑)


9割が知らない、84円よりも安く発送する方法とは?

では、
84円よりも安く発送する方法を
伝えていきますね。

その方法とはずばり、

「「ミニレター」」

です。


「えっ、どうゆうこと?
 ドラえもんの道具ぽく言われても意味がわからない。
 わかるように説明してほしい」

その言葉を待っていました。
ここから ミニレター について解説していきます。


ミニレターとは、郵便書簡の愛称のこと。

条件さえ満たせば、63円で発送できます。

ここまで普通郵便(定形)だと最安値で84円と伝えてきましたが、
21円も安いんですね。

ミスチルの3rdアルバムで出てきた
”my life"の歌詞で出てきた”my life”のように
62円で発送することはできません。

それでも、
1円の差です。

「1円に笑うものは1円に泣く」

と言われることもありますが、

ここでの差額はもっと大きいもの。
なんせ、21円の差額ですから。


 郵便局で購入できる封筒兼用便箋で、料額印面(63円)が印刷されてます。
さらに、便箋&封筒一体型になっています。

なので、封筒や便箋を別に買う必要もありません。

郵便局で買えるもので、最初から切手が付いている封筒とも言えますね。
殆どの場合、切手は別購入になるので、珍しいものとも言えるでしょう。

しかも、チケットなどを入れて発送することもできます。

それだけでなく、
ミニレターとしての機能に問題がないのなら、
便箋の部分をカットしてもOK。

たかが 1g、されど 1g です。

なぜ1gの重さにこだわるのか?
ここから先でもう少し詳しく解説しています。


引用元:こちら


大事なものを送るときには特定記録も

ここで、

ミニレター自体は、ポスト投げ込み&無賠償&追跡無しです。

チケットなどを郵送する場合は特定記録等と併用しましょう。


安く発送する上で知っておくべき5つのルール


このミニレター、
何も知らずに使ってしまうと大きな落とし穴に
はまってしまうこともありえます。

ここからは
ミニレターを使う上で知っておくべき5つのルールについて紹介していきます。

【ミニレターを使う上での5つのルール】

  1.  25gを超えると定形外扱い

  2.  厚み1cmを超える場合も定形外扱い

  3.  紙やカード類以外の同梱はNG

  4.  専用封筒以外はNG

  5.  郵便局でしか買えない

それぞれについて見ていきましょう。


1. 25gを超えると定形外扱い

ミニレターを使う上で気を付けるべきこととして、
全体の重さが25gを超えないようにすることが挙げられます。

定形郵便でも言えることですが、
25gを超えると料金が加算されます。

ここで、定形郵便の場合、
50g以内までだったら94円で発送できます。

一方で、
ミニレターの場合、
25gを超えると定形外扱いになってしまいます。

つまり、
切手代として120円必要になってしまう。

表にするとこのようになります。

つまり、
ミニレターを使うのであれば、
25g以内で厚み1cm以内にできるものかどうかの確認が重要になるということ。

ミニレターで発送する場合には、
重さ1gをいかに減らせられるのかで大きく変わるのがわかっていただけたのではないでしょうか。



2. 厚み1cmを超える場合も定形外扱い

定形郵便と同じルールになりますが、
厚み1cmを超えるものを発送する場合も定形外扱いになります。

そもそもあまり厚みを持たせにくい構造になっていますが、
1cmを超えてしまうと定形外になる配慮が大切です。

ミニレターの場合、
長3封筒よりも小さいので、
長3封筒では1cm以内に収まったとしても、
ミニレターの場合だとオーバーしてしまうことも。

定形郵便と同じく、
なるべく厚みを持たせない工夫を取り入れましょう。


3. 紙(便箋・カード類)以外の同梱はNG

ミニレターを使う上でのルールとして、
紙以外の同梱はNGとなっています。

トレーディングカードの発送で使う分には問題ないですが、
明らかに紙ではない製品を同梱するのはNGです。

例えば、
厚み1cm以内で紙以外の製品だと
次のようなものが挙げられます。

  • ピアス・イヤリング類

  • 指輪

  • 金属の板

実際には、ピアスなどの梱包でミニレターを使われている方もいますが、本来はNGなのです。

透かしたからと言ってみえるものではないから、
郵便局の配達員でも見落としてしまいそうですが。。


4. 専用封筒以外はNG

ここで、
ミニレターの大きな特徴として、
ミニレター専用の封筒以外はNGということ。

茶封筒だとしても白封筒だとしても、
ミニレターと同じサイズでも使えません。

ミニレターの場合、
従来の封筒と違ってのりで貼りつけする必要があります。

よっぽど送料を抑えたい理由がないのなら、
茶封筒を使った方が時間短縮になることも。

ミニレターで手間が増えてでも値段を抑える必要があるのかどうか、しっかりみきわめていきましょう。


5. 郵便局でしか買えない

4.で、ミニレター専用封筒が必要だと伝えました。

そうなると、

「そもそも、ミニレターをどこで買えばいいのだろう?」

と思ったのではないでしょうか。

結論として、郵便局でしか買えません。

有名どころのコンビニでは、ローソンで郵便局のサービスが導入されていますが、ミニレターは準備されていません。

レターパックは準備されているから取り揃えていると思い込んでしまわないこと。


「唯一の発送手段」を手軽に手にする2つの方法とは?

そうなると、

「ミニレターって、郵便局以外で購入できないの?」

と考えても不思議ではないもの。

なんと、郵便局以外でも手に入ります。
しかも、ネットを使える環境なら、確実に手に入る方法が。

最後に63円で発送できるミニレターを
手軽に手に入れる2つの方法について紹介します。


【郵便局以外でミニレターを手に入れる2つの方法】

  1.  Amazon

  2.  フリマアプリ


ここから見ていきましょう。


1.Amazon

意外や意外、
Amazonでもミニレターを購入できます。

どんな商品があるのか、
1つだけ例を挙げておきましょう。


残り1点しか販売していないので、
画像のスクショも載せておきます。


2.フリマアプリ

意外や意外、
フリマアプリでもミニレターを購入できます。

メルカリでの出品例を挙げておきましょう。

ちなみに、
僕はまだミニレターは出品したことありません。

そもそも、
ミニレターさえ買ったことないです(汗)



もしかしたら記事を読んでいただいている段階で売れているかもしれないですが、参考までに出品の例を載せておきますね。

63円 郵便書簡(ミニレター)・28枚 - メルカリ (mercari.com)


【郵便局以外で手に入れるときに見落としてはいけない事実】

郵便局以外でミニレターを購入できると思うと、便利に思われるのではないでしょうか。

しかし、大きな見落としをしてしまうと損してしまうことも。
しかも、致命傷のレベルで。

では、どんな”大きな落とし穴”なのか。

もしかしたら、出品の例から気づかれたかもしれないですが…






それは、
郵便局よりも高い買い物になってしまうこと。

そもそも、
コストを抑えたいために購入しようとしていたミニレターのはず。

それなのに、
Amazonやフリマアプリで購入してしまうと、
逆に痛手になってしまうことも。


なんと、この貼りつけた情報をベースにすると、
ミニレター1枚あたりの値段は

  • Amazon ・・・ 81.6円/枚

  • メルカリ ・・・ 74.2円/枚

なーんということでしょうか。
郵便局で買うよりも高い値段になってしまうではありませんか。

Amazonで購入する場合に至っては、
84円の定形郵便とほとんど変わりません。

たしかに2.4円/枚くらいのコストを抑えられるメリットはあるもの。

しかし、のり付け・紙だけに限定されてしまうとなると
茶封筒で84円切手を貼りつけた方が労力をグーンと少なくできるのです。

メルカリで購入するにしても同じく。

Amazonよりは安く購入できるけど、
それでも74円/枚かかってしまう。

しかも、Amazonにしてもメルカリにしても
まとめ購入が前提の商品になっている。

そう考えると、
結果的には郵便局で買った方が楽な場合もあるということ。

たしかに、ミニレターを使うと安く発送できます。
しかし、茶封筒よりも使い勝手が悪い面も見られる。

送料のコストを安く抑えるのか、
送料のコストよりも利便性を見て茶封筒を使うのか。


安く送るにも計画的に

ここまで封筒で使う切手の値段を振り返りつつ、
条件さえ揃えば63円/回で郵送できるミニレターについて見てきました。

僕としては、ミニレターを使うにしても計画的に購入すべきだと考えています。

というのも、使える場面がかなり限定的だから。

小さめのチケットを送るのなら適しているかもしれない。
取れんディングカードなどを梱包するのにも使い勝手がいいのは間違いない。

しかし、俯瞰的に見ると結果的に労務工数が上がってしまいがち。

特にミニレターでのり付けするってなると、意外と面倒なものかと。
1回くらいの発送で使うのならともかく、毎回の作業となるとかなり手間がかかってしまうもの。

のりをくっつけるのに必要な時間なども加味する必要もある。

結果的に全体的な流れを捉えて、
損得を見極めていくのが大切です。

過去に戻って60円/枚の時代には戻れないけど、
9割が知らない発送方法を知っているかどうかでコストダウンにつなげられるのも事実。

できるだけ送料を抑えたいのはわかるけど、大量購入してしまうと結果的に在庫になってしまいがち。

全体的なバランスを見て、
ミニレターが必要だと感じたときに郵便局で試しに購入するところからはじめてみるとよいと考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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