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vol.4 Kindleだから読めたと感じた本④〜⑤

こんにちは。金風舎です。『《増補改訂版2020》本好きのためのAmazon Kindle 読書術』を発売しました。今回は本書に収録している内容の一部をご紹介します!前回に引き続きkindleだからこそ読める本のご紹介です。

④『サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福』(河出書房新社)

ユヴァル・ノア・ハラリ(著)、柴田裕之(翻訳)
人類の誕生から現在までを、知性、宗教、科学などあらゆる角度からこれまでの歴史の流れを独自の解釈によって分析している話題作です。特定の専門分野に捕らわれない横断的な視点で書かれている壮大なスケールの分、読み解くにもかなりの時間とエネルギーが必要な書籍です。

紙の書籍は上下巻に分かれおり、上下巻それぞれが300ページある大作ですが、Kindle版でのみ上下巻が一冊にまとまった合本が販売されています。個人的には上下巻別々に読むよりも一冊でまとめて読む方が作品に没入できると感じました。

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⑤『種の起源(上下) (光文社古典新訳文庫) 』(光文社)

ダーウィン(著)、渡辺 政隆(翻訳)
ダーウィンの進化論と言えば、知っているけれど実際に読んだことはないという方が多いのではないのでしょうか。かく言う私自身もその一人だったのですが、種の起源の上巻がKindle Unlimited対象本であったことをきっかけに読みました。

本書で注目するべきは、DNAの考え方も何もない時代にこれだけの分析を自然観察のみから導き出したダーウィンの洞察力です。今まで漠然とした教科書の中の人だったダーウィンという人物に尊敬の念を抱いてしまいます。

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いかがだったでしょうか?
ぜひkindleで読んでみてください!


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