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好きなものという希望

 おなかは空いてる、でも何を食べたいかノーアイデア。そういうときには好きなものに頼ります。好きだから、何が食べたいかとかを考えなくても食べたいと思えちゃう。
 私が好きなのは、ナッツ、チーズ、チョコレート、梅干し、カプチーノ、ビールやウィスキーやワインなどのお酒。これがあればしあわせです。下のお写真はの私の小腹を満たしてくれたおやつです。キャドバリーのミルクチョコレートと、カフェオレに見える飲みものはホットカルーアミルクにウィスキーをちょびっと入れたカクテル。次はチーズでも食べたくなるねぇ。

 何は無くとも「好きなもの」が何かをわかっているだけでなんとかなるものです。どんだけ困難なことがあっても、好きなものがあれば心が救われる。すぐ近くになくても、好きなものに手が届くといいなと願う、届くように行動する。絶望のどん底に落ちても、好きなものさえ見失わなければ、人は希望を追って時間を使う、生きようとすると思うんです。
「好きなもの」はすなわち「希望」です。

 20代のときに食べることを強烈に拒んだ時期がありました。激痩せすれば誰かがかわいがってくれるんじゃないかと思ってたんです。でもね〜全然そんなことはなくってね。「そんなに痩せて大丈夫?」という心配はものすごくたくさんもらった、けど、私が欲しかったのは心配心じゃなくて愛だったって気が付いた時は、なにをしてたんだワタシはと、愕然としましたよ。終いには体力まで無くなって、歩くのが困難になったときにふと思いました。
「痩せてもなんにも欲しいものは手に入らない。本当は食べることも好きなのに、だったらもういいよ、好きなもの、食べよう」
 拒食をこじらせると元には戻りにくいものです。食べたり吐いたりを繰り返す中で、生を保つためのエネルギーをくれたのは、今も好きなナッツやチーズやチョコレートやお酒たちでした。

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 余談ですが、片想いの相手がいる時ってけっこうエネルギッシュになるでしょう。私もそれなりに経験を積んだから思うのね、片恋って徒労に終わることがほぼほぼだから、そのエネルギーは自分の好きなことに使った方がいい。失恋もすればするほど他の人と自分のことを見て考えるから、その分大人に成長するんだけども。
 もし両思いが欲しいというのなら、好きなことをした方がいい。好きなことに取り組むと、人はキラキラと素敵に輝きますもの。そうするとね、意中の人じゃなくても、誰かが見てくれます。むしろ意中の人よりも自分に合う人がそばに寄ってきます。

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 今日も、最後まで読んでいただきありがとうございます。今日のあなたは、昨日あなたが食べたもので出来ていますものね。健康は、やっぱりそれなりに知識がないとキープできない。この連載が、少しでもあなたの健康のお役に立てたらいいなぁと思いながら、毎回書いています。

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