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謎のアコースティックギター

最近奥田民生を聞き続けているのと、先日良い弾き語りのライブを見たりして、珍しくアコースティックギターに興味が出ていた。

自分はエレキの男だと思っているけど、実は最初に弾いたギターも、最初に買ったギターもアコギだ。

理由は「アコギから始めたほうが弦を押さえるのが楽」という使い古された文言を信じたから。

とはいえ、アコギって全然詳しくない。持っているのはヤマハの小ぶりな古いやつ(たしかFG-152)と、Epiphoneの黒いハミングバード。今はどちらも実家で保管してる。

取りに帰ろうかなーと思ってたけど、ナチュラルかサンバーストの渋いドレッドノートが弾きたいなーなんて。

そいで来週あたり実家帰るかーとか思いながらいつものようにフラッとハードオフに行ったら、なんか良さげなアコギが3300円で売ってるではないか!


ジャンクコーナー

Originalというロゴ、作っているのはASAI. GAKKIとラベルにある。MADE IN JAPANということ以外は、ネットで調べても分からない。

ネックはがっしりと太く、アバロンっぽい装飾もあったりして、悪いものでなさそうだ。

ネックが反っているとの事だけど、致命傷ではなさそうなので、とりあえず買った。

楽器を買いすぎているのは分かっているが、今回は呑み代くらいなので許して欲しい。


MADE IN JAPAN
あとは謎


Originalとは。かなり汚れてたのでざっくり清掃して、ペグはピカールで磨きました。ばらすのは面倒なのでとりあえずレベルの清掃。
結構古そうではある。



とりあえず真っ黒だった弦を外し、ホコリと汚れをそれなりに落とした。ペグを外したりするのは面倒だったので、できる範囲で…ペグのネジが無くなってるところがあったので、手持ちのもので補填した。

新しい弦を張ってチューニングすると、弦高が5mmくらいある。スパルタすぎる。

とりあえずトラスロッドを締めまくると、ネックは真っ直ぐになった。ほぼ限界まで締めたかもしれないが。

それでも弦高は4ミリくらいある。弦を張ったままかなりの期間放置されてたのか、トップが膨らんでいるのが原因のようだ。
トップは弦を緩めて保管してちょっとずつ戻ることを祈りつつ、サドルを削りまくった。

なんとか1弦と6弦12Fで2.5ミリくらいまで下がった。
ハイフレットにいくとピッチが少しシャープしてしまうけど、まぁよく使うところは使用には耐えられるレベルにはなったと思う。これは主にトップの膨らみのせいだと思うけど、サドルを交換・加工とかで対応するしかないかなぁ…まぁボチボチやります。

ペグもそのうち変えたい。とても硬い。


肝心の音はええ感じです。完成したのが夜なので、まだ全力で弾いてないけど、古そうなりに古そうな音がする。

宅録なんかに使いたいなー。


追記。ペグを変えました。ARIAのやつ。




ペグがスムーズに動くの、ストレスなくて最高〜

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