kimoto、9年間勤めた信金辞めるってよ。[内定承諾編]

せっかく転職するし、どうせなら備忘録でもと思いnoteに残す事にしました。
これは9年間、信用金庫に勤めた限界男性の転職に至るまでの記録です。

2022年12月21日 13時25分 昼休憩中に支店から出て内定先に架電、正式に入社する意向を伝えた。電話を切った後、なんとも言えない熱い何かがジワジワと胸に沸いた。支店に戻る最中、支店の看板を見上げながら「せっかく良い店舗に来たのに、結果残せなかったなぁ」と思った。
後ろめたい気持ちは正直ある。この大型店舗に送ってくれた前支店長の恩とか、前店舗で「お前やったらやっていける」と後押ししてくれた社長とか、新規で取引を始めてくれた社長を裏切る事になるのでは。高齢社長に「俺がおるから一緒に頑張ろう」って色々着手したのに道半ばで離れていいのか、とか。
でも今回は俺のワガママで、このままだと俺が壊れる気がするから転職する。今は妻も居るし、自衛で移ろうと思った。

そもそも、いつから転職活動を始めていたのかというと、9年前から。
新卒でハイパーパワーハラスメント支店に勤務になり、2ヶ月目には通勤時に自転車を漕ぎながら嘔吐するという曲芸が身に付いた。そんな最中、新卒の夏に町役場に応募し、一次面接を通過。「案外いけるやん」と思い、そこから気持ちが少し強くなった気がします。結局、町役場はそこで選考を辞退し「もう少し頑張ろうかな」と思い直し、業務に励んでいた。

ただ、毎回 仕事頑張る→ボコボコになる→精神安定剤として転職活動する→微妙に進む→安心する→仕事頑張る→ボコボコになる→最初に戻る。
これの繰り返し。今回の内定先は案外良さげな所を見つける事が出来たので、そこに決めた。

支店に戻ると、営業の席には殆ど誰も居なかった。誰も居ない席で退職届と退職規定を見る。まだ退職の事は誰にも伝えていない。伝えるのは年明け。退職ってどんな感じなんだろうね。





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