【全シーン考察】OMEN②

信じられないぐらい
お腹が空きません。キモラです。

前回の続きからやっていきます。
OMENざっくり
https://note.com/kimora_0707/n/nb536451098e5
【全シーン】
OMEN①
https://note.com/kimora_0707/n/n3cf730e4b69a

10.狙撃部隊

狙撃部隊

陸橋のようなところから狙撃部隊がメンバーの乗る車を狙います。
パトカーみたいな車乗ってる(一般車両がパトランプを使うことは許されない)し、武器は持ってるし、もし警察が教団の味方についているのであれば問題ないですが(ないわけでもないけど)、そうでない場合は大変なことになります。
(そうであっても警備員雇うお金が無駄なんだけど)

画像2

レーザーガンのようなものが発泡されます。
モンハンIBやってる人は「ストームスリンガーに似てるよね」でわかってもらえると思います。

ミニカー化

一斉射撃でミニカー化する車。
技術力的に見てもやはり未来の話なのでしょうか。
メンバーは爆発の際に外に出たか、弾き出されたかはわかりませんが、道路に横たわっています。

迫る白装束

追いついた白装束が迫ってきます。
教団の建物を出た時は追ってきたのはチェス男たちだけっぽかったし、白装束の乗ってきた車もパトカーではないので、ブルドーザーやなんかが片付いた後に出発して、追いついたんだと思います。
この時点ですでに4つの神器は見当たりません。

11.もう1人の社長

社長踏まれる

倒れている社長が踏まれている奥の抜けにもう1人の社長がいます。
このあと白黒サブリミナル中にもう少し大きく写ります

社長無事だった

確実に神器を持ってます。
ていうか、社長逃げて!見つかるよ!!
どんな表情してるかまでは正確に読み取ることはできませんが、最低限笑ってはいないことだけはわかります。
もう1人の自分が踏まれてるのはどんな気持ちで見てるんでしょう?
逃げ続けた方の社長は前の顔っぽくも見えますね。

ここは確実に皆さんが混乱したと思うので、整理しましょう。
まず、社長がすり替わった時間があるとするならば、一つしかありません。
が、これをテキストと静止画で説明するのがとても難しいので、動画で取り扱います。おそらく一本目の動画は「社長すり替えについて」になると思います。

しかし、メンバーが望みを託す気持ちで社長を逃したのであればこんなところに丸腰どころか両手塞がった状態で突っ立ってるのは本当におかしいと思いませんでしょうか…?
DEAD OR ALIVE(殺しても可)の手配書が自分に出ているのは知っているはずで、身代わりが捕まったとしてもそんなのすぐにバレてしまいますよね。
できるだけ遠くへ逃げた方がいいと思うのですが、自分は捕まらない自信があるのか、その場から動こうとしません。
すぐに迎えが来る段取りになっていても、まさかそんな目と鼻の先で丸見えなところをお迎えポイントにするのはないかなあ、と思います。
※紛らわしくて申し訳ないのですが、社長の後ろにいる車は停車中ではなく通過中です。

この「生き残った方の社長」(もう1人も死んでないと思うけど)が絶対捕まらない自信が持てるもう一つの理由があるとするならば、
教団の目的は5人の身柄確保が最大の目的であって、神器は二の次なのかもしれません。

ここで原点に立ち返って、「この教団が寿司神器を管理していることの違和感」について考えてみようと思います。
SUSHI MASONは元ネタはキリスト教系の秘密結社「フリーメイソン」です。社長も最後は十字架に亀甲縛りで固定されているので、これもキリスト教の要素です。
なので、神道系の言葉である「奉納」と書かれた神器を保管しているのがまず大きな「?」になるわけです。
白狐のお面も、侍の神棚では対の鳥居とともに祀られていたので「神道系の白狐教」みたいな宗教なんだと思います。

神棚2

そこで「SUSHI MASONは異教徒のFoxxたちを迫害しようとしていたんじゃないか」と考えました。
自分の宗教の神器じゃないから、ラストシーンでお面が床に散らばってても平気で放置できるんじゃないかと。
手配書が出てるのは「異教徒の指導者だから」で、もしかしてFoxxたちは何も悪いことなんてしておらず、ただ自分たちの意見を言ってただけなんじゃないでしょうか?
その意見がSUSHI MASONの教義に反するものだったり、民衆がFoxxに心酔することは、SUSHI MASON的に絶対に許してはならないことだったのかもしれません。

おそらく、厳重に保管されていたのは、Foxxが寿司神器を使用するとSUSHI MASON的に超ヤバイことが起きてしまうのだと思います。
しかし、教団的には神器を扱える5人を捕まえたと思っているので、神器が外に出てしまったことはもうどうでもいい状態です
また、お面を封印していたのも、あのお面が外に出て使われてしまうことを防ぐためと言えるでしょう。
あの5人がもしいなくても、お面をつけた後継者が教えや思想を説けば続きますからね。
(SUSHI MASONは神器とお面を手に入れたときにどうして処分しなかったんや)

なので、ざっくり考察でも扱いましたが、SUSHI MASONの教徒たちも仮面をつけて顔ではなく声や仕草や身長で人を判別する習慣があることから、お面を外して自分かどうかを確認することは最後の最後までないと踏んで、「お面をつけた俺によく似たやつが向こうに渡れば俺が追いかけられることは絶対にない」と確信をもつことができたと考えています。

12.異教徒の拷問風の集会で盛り上がる教団

教祖の演説2

教祖の演説3

教祖が何か演説をしていて、盛り上がってます。

しばき隊

しばき隊もいるのですが、しばこうとしているのはO2MEN面をつけた人形です。
実際のメンバーは狐面をつけているはずですから、カルト集団や危険思想集団あるあるの「憎しみを増幅させるパフォーマンス」なのかもしれないですね。
第二次大戦中の「鬼畜米英」っていうとイメージしやすいかと思います。
あと、デモで敵国の国旗を燃やしたり、偉い人の看板にみんなで石を投げたりするアレも近いものがあると思います。

しばき隊はTMRevolutionの五芒星バージョンみたいなのを着ていますが、
五芒星はキリスト教だと魔除け、魔封じの意味があります。
なので、これはFoxxたちが捕まったのとは関係なく、悪魔扱いのFoxx人形を魔除け・魔封じを身につけたしばき隊が叩く集会を日常的にやってるんだと思いました。
(私は人形叩くのを見せられる集会なんかに時間使いたくないです)

白装束ライトダンス

ライトを振るようにして踊る教徒たち。(頭に豆搾りの手拭い巻いてる…!)
そのまま集会はどんどん盛り上がり、集会の終わりと同時に曲が終わります。

13.ラストシーン

十字架

曲が終わってすぐに口から血を流しているまるくんが突然写ります。
その後、脇・銀太・ふぉい、各メンバーがボロボロに傷付けられて気を失っているところが映し出されます。(苦手な方もいると思うので載せません)
そして亀甲縛りで十字架に磔にされている社長。

床にお面が散らばっていることが最速考察の時点では謎だったのですが、今日になって手配書の理由に気付いてからは「そりゃこの人に関係ないもん散らばっててもなんとも思わないよね」です。

今回どこかで踊る大捜査線との共通点が結構多くて、まとめをしたいぐらいなんですが、「社長が亀甲縛り」も踊る大捜査線movie2(レインボーブリッジがふうさできないっていうやつ)で最初に起こる殺人事件の被害者の状況と似ていて、踊る大捜査線オタクとしてはたまらなかったです。

しかしメンバーは、「亀甲縛りの社長」によく耐えてあの演技をやりきったと思います。「縛られてる社長」なんて絶対みんな大爆笑するだろうし、もし人形じゃなくて生身の社長だったら絶対最初に「見て見て!」ってやってるのが想像つきます。。
むしろ生身より「亀甲縛り社長人形」の方がメンバーのツボをつくかもしれない。

話を戻しましょう。

教祖お面とってビビる

社長のお面をとってびっくり。
「社長じゃない」なのか「あいつがなりすましてたのかよ」なのかわかりませんが、だんだん怒ってきます。

教祖キレてる?

ロゴが出る1フレーム前の顔です。ぐぬぬ感満載です。

OMENエンドロゴ

エンドロゴは黒字に透明でした。
文字の中は白黒サブリミナルの上を白狐面が上から下に流れていき、最後は白狐面が振り子のような動きをして終わりになります。

文字数が3000文字をちょうど超えたところで全て説明し終えました。
今回長くなりそう、と言いましたが、追いかけっこシーンをばっさり割愛したら3000文字×2で終わりました。

ということで、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

またよろしくお願いいたします。

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