note28日目 知っておくと便利な帯締めの裏ワザ
「着物を着る」ときに、帯締めは必須ではありません。
とはいえ、袋帯やなごや帯を巻いて、帯締め・帯揚げまで含めたコーディネートを楽しみたいときには、全体のトーンをまとめるか、それとも差し色にするか、などと考えながら選ぶのも楽しいアイテムになりますし、
「帯締めは親の仇と思って締めなさい」
と言われるほど、着付けの「要」とも言えます。
腰紐と帯締め以外は締める必要なし!
なんですけど、その話はまた今度。
「要」の帯締めではありますが、普段着で気軽に簡単に着たいときは、別にいらないんですよね〜。
私の場合、ラクさと着心地優先なので、帯すらしない日も多いです😅
帯は使わずに、帯締めをベルトのように使うことはあります。
全てはその日の気分です😆
そんな私ですが、今日は帯締めの結び方のお話を。
まずは何も考えずに結んでみました。
結んだ後の余りが下向きに出ています。
次は上向きで結んでみました。
おめでたいときは上向きの方がいいと思われている方にお着付けするときは、上向きで結んだりします。
自分で着るときもその日の気分で上下変えてます。
上向きと下向きの結び目の違いがわかるでしょうか?
実はこの帯締めは革製なんです。
私が持っている帯締めはほとんどが組紐ですが、この帯締めだけが革。
結んだ後、余った帯締めの先を脇で引っかけますが、この帯締めはツルツルしていてよく滑るので、キレイに収めるのが難しい!
しばらくすると落ちてきてしまいます。
こんな感じです。
外出中に何度も帯締めを直すのも面倒ですよね。
そんなときに、こんな結び方だと安心かなと思う方法があります。
ご存知の方は飛ばしてくださいね。
帯締めを後ろから前にもってきて、左右の帯締めを真ん中で重ねます。
このとき、帯締めの裏側が上になるように外側に開いてから重ねます。
そのままひと結びします。
私は上に重ねた方を下からくぐらせています。
結んでるそばからスルスルと緩んでいくので、必死で結び目を押さえます。
脇から途中までは帯締めの表側が見えていて、結び目付近は裏側が見えていますね。
もう一度結びます。
結びました。
これだと、途中で捻れていますので、結び目を上にクルリと持ち上げます。
捻れもなくなり、帯締めの先が内側にきましたよね。
あとは、先まで内側にキレイに馴染ませればスッキリします。
完成です!
短い帯締めの場合にも役に立ちますよ〜。
気が向いたら試してみてくださいね😊
人は人、自分は自分。
でも、今日も私は誰かのおかげで生きている。
私も誰かの役に立つといいな。
私にとっての当たり前が、誰かにとってはまだ知らないことかもしれないから。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
感動する話や、ためになる話ではないですが、こんな人もいるんだーくらいに軽く読んでいただければ嬉しいです。
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