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なぜ手品が下手なのか? メンタルマジック編

手品が下手な人たちが多い昨今

なぜ手品が下手になってしまうのか・・・
それは

寂しい人がマジックをやっているから

手品をやっている人の大半は寂しがり屋である
誰かに自分を知って貰いたいと思っている

手品の中で一番凶悪なジャンルがある
それがメンタルマジックである

相手が何を考えているのか、何を思っているのか、それらを手に取るように理解し読み解くというものである

携帯番号や生年月日、暗証番号なんて簡単に読み解いてしまう
そんなマジックがあるのだ

これは相手に恐怖感を与える最悪のアクトであると私は思っている
プロマジシャンとして、このメンタルマジックは絶対にやらない
やってはいけないのだ

しかし大半のマジシャンはこのメンタルマジックをガンガンやる
メンタルマジックだけで世界中を駆け回っているマジシャンさえいる

なぜ私以外のマジシャンはメンタルマジックを平気な顔をして行えるのか?

それは

恐怖でしか相対する事が出来ないから

人と接するには二通りのやり方がある
・優しい人たちと仲間を作る
・恐怖で相手を抑圧する

私は一番目のやり方で
『楽しい手品』をして喜びの輪を作ろうとする

他のマジシャンたちは
『怖いマジック(メンタルマジック)』をして相手を抑圧する

不良が暴力を使い同級生を抑圧するのに似ている
それ以外の接し方を知らないのだ

怖いマジックをして
『オレは怖いんだゾ。だからオレを慕え!』
と息巻いている

・・・そんな手品が沢山あるのだから手品ブームが一瞬で終わってしまうのも無理はない
誰も威圧感のあるマジックなんて見たくもないだろう

この記事を偶然読んでしまったアナタ
虚勢を張って仲間ハズレになるか、楽しく仲間を作るか、どちらが楽しいかを考えて行動して貰いたい

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