【ようこそ、ふんどし沼へ!】麻のふんどしと「上級者向け」ふんどしとの出会い
初めてふんどしを購入してしばらく経った頃…。
「いやーふんどしっていいなー。こんな素晴らしい下着がこの世にあったとは…。」
「せっかくだからもっと他のふんどしも試してみたいな~。」
「お、これなんかよさそうだな!早速買ったろ!ぽちっとな!」
この時の私は、まだ知らなかった…。
これが、底の見えないふんどし沼の始まりだったとは…!
2本目のふんどしは「麻」
…いやね、分かってはいたんです。
最低でももう一本のふんどしが必要だということは!
しばらくの間、ふんどしとパンツをローテーションして着用していたのですが、なんか、パンツ履いてると落ち着かなくなってきてしまって、困りました。
だって、ふんどしのほうが落ち着くんですよ!しょうがないじゃないですか!
というわけで、新たにふんどしを購入してしまいました!
今回購入したのは、黄色い麻のふんどしです!
メルカリで2100円で購入しました。
商品の説明によると…
とあります。
もう少しじっくりと、このふんどしを見てみましょう。
実物を見てまず感じたのは、これはただの布切れではないということです。布が透けておらず、ある程度の厚みがあります。
以前、木綿のふんどしを一目見て感じた、あの頼りなさは微塵も感じません。
実際に手で触れてみると、しっかりとした厚みを感じることができ、木綿とはまた違った肌触りがします。
これは、試さずにはいられない…!
しかも、以前購入した木綿のふんどしの三倍以上のお値段です。
そりゃあ期待もしますよ!
果たして、その履き心地はいかに!
履いてみた!
この麻のふんどしを履いてみた感想は、
上質。
この一言に尽きます。
木綿のふんどしと比べると、厚みがある分、履いた際の安心感・付け心地が全く違います。
にもかかわらず、木綿同様、下手したらそれ以上に蒸れないのです!
それどころか、心なしかひんやりとするんですよ!
上質な素材を、丁寧な製法で仕上げると、このような素晴らしい商品が産まれるということを実感しました。
私は、あまりブランド物の服には詳しくないのですが、ハイブランドの下着ってこんな感じなのでしょうか。
あと、写真では中々伝わりにくいと思うのですが、色がいいんですよ!
手作業で染めた自然な風合いが、見た目にも落ち着いた印象を与えてくれます。
今まで何度か洗濯して、色落ちしているのですが、それがまたいい!
今では、かけがえのない、お気に入りの一着になりました。
もしかしたら、後日、同じふんどしをまとめ買いするかもしれません。
完全に沼ってますね…。
しかしその後、軽い気持ちで購入した新たなふんどしに、私は翻弄されることになります…。
六尺ふんどしを買ってみた!
ふんどし沼にどっぷりとハマり、ネットで様々なふんどしをチェックしては、悶々とする日々…。
片っ端から購入したい衝動に駆られますが、資金は限られています。
何としてもいいふんどしを確実に手に入れたい…!
そんな中、以前から気になっていたふんどしがありました。
それが…。
六尺褌(ろくしゃくふんどし)です!
こちらもメルカリで購入しました。
素材はおそらく木綿。値段は888円です。
縦じまのグレーの模様が落ち着いたイメージを与える、かっこいいデザインだと思います!
六尺ふんどしは、越中ふんどしと比べるとより長く、越中ふんどしに付いている腰ひもがないという特徴があります。
すこし付け方にコツがあるそうなのですが、なあに、練習すればどうってことはないでしょう!
…その考えが甘かったということを、この後、身をもって体験することとなります…。
六尺ふんどしの締め方…?
…と、本来ならここで六尺ふんどしの締め方の解説を行いたいのですが、実は只今練習中でして、解説できるまでに至っておりません。
いろいろと締め方を調べているのですが、どうも上手くいかないんですよね…。手順は動画などを見れば分かるのですが、なんかこう、体にフィットしないというか…。
要は、ねじった布をお尻の間に挟み込むのですが、越中ふんどしと比べ、身に着けていると落ち着かない気持ちになります。
長い時間締めてると、お尻が痛くなってくるんですよ。
トイレも、越中ふんどし以上に面倒だと思います。
正直、日常生活で身に着けたいとは今のところ思えません…。
あと気になったのは、ふんどしの幅です。
いつも身に着けている越中ふんどしと比べると、だいぶ幅が狭いです。
そのせいか、締めたときに何だかずれそうな感覚があって、余計に不安感を煽ります。これは私が購入する際によくサイズを確認していなかったせいなのですが。
皆さんが六尺ふんどしを購入される際は、もっと幅の広いタイプを買われたほうが、締めやすくていいと思います。
試行錯誤を繰り返すうちに、私は気づいてしまいました。
こいつは上級者向けだと…。
自分のような初心者が、安易に手を出すべきではなかったのだと…。
今までのふんどし沼とは異なる、ふんどし履けない沼に、私ははまり込んでしまったのです…!
…ちょっと大げさに言い過ぎましたが、このじゃじゃ馬ふんどしを履きこなすには、少々時間がかかるようです。
せっかく自分で選んだふんどしを、このまま身に着けなくなるのは、あまりにもったいなさすぎます。
それに、散々悪い点ばかりを書いてしまいましたが、前述したとおり、デザイン自体はとても気に入っているのです。
しばらく練習してみたいと思います!
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