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浴衣と夏着物、どう違うの??

こんにちは!桑町スタジオスタッフの前野です。

ずいぶん暖かくなり、桜もついに開花しましたね! 3月も後半、来月になるとまた暑くなるのでしょうか…???

現在、小川屋ではVIPカードセールを開催しております♪♪ 新年度になって初のイベント。今回は一竹辻が花の二代 久保田一竹先生もご来場いただいております。普段は山梨県の美術館に展示されてる作品が群馬で、しかも間近でゆっくり!見られるのは本当に大チャンスかと思います。

そして今回は一竹先生と同じ2階階段前に、浴衣コーナーもございます。もうそんな季節ですね。普段着物を着る機会はなくとも、お祭りや花火大会などのイベントには浴衣を着られる方は多いのではないでしょうか。 浴衣=夏の和装 というイメージがありますね! しかし、呉服業界に入って、『夏着物』というものがあることを知りました…! 浴衣と着物、何がどう違うのか…調べてみました♪

浴衣は名前の通り、元々は湯上りに着るバスローブ、寝間着や部屋着といった扱いでした。洋服で考えると、パジャマやスウェット。つまり、浴衣を着て外出するのは昔だとナンセンスだったようですね。(ご近所をふらふらする程度でしょうか)

今となっては、浴衣はお祭りの時などに着用して出かけたりしてますが、そうした流れは近年になってからのようです。江戸時代に風呂屋が発展したことから、浴衣を着てお祭りなどに行く習慣ができた、という説があります。

夏の着物は、絽や紗と言われる薄い生地で作られた着物です。絽や紗、というのは『からみ織(もじり織)』という技法で織られていて、通気性の良い織物です。素材は主に絹。透け感が強いので、下には長襦袢を必ず着ます。

一方、浴衣は主に木綿。ですが、絹紅梅といわれる絹と木綿の交織生地もあります。浴衣は通常、長襦袢は着用せず、肌着の上から着用します。

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…と色々書いてみましたが、調べたり、先輩方にも聞いてみたりした結果、実は最近の着物と浴衣の境界は随分と曖昧になってきているようです。正絹の浴衣もありますし、長襦袢や襟をつけての着物風の着こなしも人気があります。部屋着というくくりではなく、お出かけ用のおしゃれな浴衣がたくさんありますので、現代では『夏のカジュアルキモノ』という考えが一番しっくり来る感じがしますね。(※フォーマルな場面では夏着物を着用してくださいね!)

今年は花火大会やお祭り等々開催されるかまだわかりませんが、普段きものとして浴衣を着るのもいいですね!

当店にも素敵な浴衣がありますので、ぜひ、見に来てくださいね♪♪(TOP画のメロン柄浴衣が一押しです!笑) 


晴れの日きもの専門店 小川屋

所在地:群馬県前橋市千代田町2-7-15

電話:027-231-6000


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