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挑む浮世絵!観てきました。

こんにちは! スタジオ桑町スタッフの前野 すあまです!

先日のお休みに、ずっと行きたいと思っていた浮世絵展を見に、高崎市タワー美術館へ行ってきました。浮世絵について知識はほぼゼロではありますが、浮世絵大好き!ということで、見逃せない今回の展示。会期は今週末21日(日)までなので、ぎりぎり滑り込みセーフ!

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本当は着物を着て行ってみたかったのですが、それ以外にも予定を詰め込んでしまったので今回は断念しました。また機会があれば、チャレンジしてみたいと思います!

さて、浮世絵にも色んな種類がありますね。前野は美人画と怪奇物が好きです。しかし今回は、ついつい、和装男子のイケてる着こなしに目が行ってしまいました…!!前々回の記事で、和装男子についてちょこっと触れましたが、浮世絵が描かれた時代…つまり江戸時代は、男性たちがとってもオシャレ!!な印象があります。特に、歌舞伎俳優は当時のアイドルであり、ファッショニスタ的な存在だったので、やっぱり華やか!

前野的には、こちらの方が好みです。ちょっと血まみれで申し訳ありませんが、イケメンですっ…!! シュッとしたお顔と色白なお肌に白と青の絣の着物が爽やかですねぇ。

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現代ですと、男性の着物は紺や黒、グレーなど比較的濃い色が多いですが、こうした白地の着物も素敵ですよね! これからの季節であれば、浴衣でも良いかも知れません♪♪ 

女性の場合、花魁ですと華やかな着物を身に着けてますが、庶民の女性たちは案外地味な色の着物だったりします。とはいえ野暮を嫌う江戸の女性ですから、洒落た柄や『粋』な着こなしをしていた印象です。驚いたのは、雪の結晶柄の着物が描かれてまして、当時最先端の柄だった、との注釈がありました。 勝手なイメージとして、雪の結晶って『洋』だったり、現代的なモチーフな気がしていたので、江戸時代ですでに着物の柄としてデザインされていたのですね…!

男性も女性も、着物はざっくり着ていて、着物と身体が織りなす曲線が美しい。動きのある衿や裾、そこから大胆に見えるお肌がとっても色っぽく、どこか潔さやカッコよさも感じます。

浮世絵の誇張された表現の部分ももちろんあるとは思いますが、現代は着物はきっちり・ぴっしり、直線の美を大切にしているので、江戸時代とは対極な感じがいたしますね。(普段着かそうではないか、というところも大きいかと思いますが。)

浮世絵を今回は『着物』という視点から眺めてみましたが、なかなか面白く、有名な作品にも新たな発見がありました!

最後におまけ。

前野の好きな作品のひとつ、歌川国芳のがしゃどくろさん。

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国芳の弟子(芳年?)の作品で、このがしゃどくろモチーフの羽織を登場人物の男性が着ているのを見かけました。その羽織があまりにもカッコよく、羽織好きとしてはぜひ真似したいと思いました!!(いつ着るんだろうか…)

挑む浮世絵展は明日まで!着物を着てお出かけしてみてはいかがでしょうか?

晴れの日きもの専門店 小川屋

所在地:群馬県前橋市千代田町2-7-15

電話:027-231-6000


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