七五三で取扱注意な小物について
先日、実際にお客様から「note読んでますよ」と言っていただき、一瞬理解ができなくなるほど嬉しく思いました、中村独逸です。
少しでも楽しんでいただけましたら幸いです、ありがとうございます。
さて、今回は当店で取り扱っております、七五三で取扱注意な小物です。
三歳、五歳、七歳、どの年齢にも気を付けた方が良いものがありますので、七五三前に一度ご確認くださいね!
ではまず、三歳さん。
三歳さんは唯一、被布飾りに注意してください。
飾りの部分は一つだけなのでわかりやすいのですが、大抵の三歳さんはここを引っ張ります。
具体的にどんな感じかといえば…
ここを持って、下にグイっと。
たまに左右とももって、どっちも引っ張る子もいます。
そうすると何が起きるかといえば、私の人差し指のあるあたりの丸いところがぽろっと…そして、紐がびろーんと…。
多分、皆様、見た瞬間に「あっ…」ってなります。
ただし、もしそうなってしまっても大丈夫!
ここだけでも小川屋は売っております!
付けるときは糸と針で縫い留めてください。
五歳さんは紐系が解けることが多いです。
紐代表格がこちら…懐剣の紐。
特に↓ここ。
これも袴に挟んでいるので、よくお子様が弄ります。
で、解けます。
ただこれに関しては一応結び直しができますので、ご安心ください。
時折あるのが、解けたものを結び直しした時に、経年劣化などにより隠れていた部分と出ていた部分の色が違う事案です。
お子様の日焼けあとみたいに色が違うので、最悪そうなったら新しいもの二変えていただいてしまうと良いです。
紐二つ目は、羽織紐。
こちらも、よくお子様が弄って解いてしまいます。
結び方は懐剣よりも簡単ですが、同様に経年劣化による色の違いが起こりますのでご注意ください。
保管時には取り外して、袴のセットに一緒にしておいた方が、後々を考えると良さそうです。
そして、五歳さんはもうひとつ。
扇子(末広)が危険です。
どこが?と申しますと、大抵五歳さん、開くときにスライドさせずにお箸を割るときみたいに広げます。
パカッとは開かないので、バキッと音がします。
で、同時にお子様は顔面蒼白…となりかねませんので、当日は素敵な思い出のためにもよく見ておいてあげてくださいね!
そして最後七歳さん!
こちらのはこせこ…の一部であるびら簪(かんざし)!
どれかといえば、こちら↓です。
はい。
単純に無くしやすいのもそうなのですが、蜘蛛の足のように広げさせていただいた飾りの部分。
ここが非常に取れやすい!!
金具が小さいので力に弱く、何かに引っかかった際に無理に引っ張るとポロッと外れることがあります。
あと、金属なので経年劣化で変色してしまった!ということも起こります。
これも、これだけでのご用意がございますので、無くなってしまった際はご相談ください。
そして、五歳さんと一緒で扇子(末広)。
七歳さんだと開き方を知ってる子もいるのですが、割とバキッとする率が高いです。
あとは三歳さんの飾りと同じようなそこを引っ張ってボロッと…も同時に起こる魔の道具でもあります。
当日に無くしやすい道具でもあるので、必要な時以外は保護者の方が持ち歩くのもありですよ!
以上!
七五三で要注意な道具でした。
七五三を考えている方はぜひこちらから来店予約を!レンタルも販売もございます!
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アクセス
〒371-0022
群馬県前橋市千代田町2-7-15
027-231-6000㈹
晴れの日きもの専門店 小川屋
ちなみに写真も撮れます。
スタジオ・桑町
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