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撮影とお出かけで着付を変えるワケ
実は小川屋内の写真館でも働いております、中村独逸です。
今回は、小川屋内の着付室に聞いたちょっとした裏話をお伝えします。
でも、聞いてみると、なるほど~となる内容でした。
それが、
撮影とお出かけでは着付のポイントが変わる!
なので、着付が変わる!ということ。
ここからは具体的な説明をさせていただきます。
まず、撮影のときに重要なのは当然「写真うつり」になります。
写真は一生の思い出ともいわれるくらい長持ちします。
成長や思い出がたくさん詰まったお写真ですから、「綺麗に写真に写る着付であること」が第一条件です。
そして、当店ではヘアメイク→着付→撮影が小川屋店内で完結しております。
…つまり、移動距離、移動時間がほぼ0。
少々動きにくくても、時間も距離も短くて済みます。
また、万一崩れた場合も、店内に着付師がおりますので、すぐに着付を直すことができます。
対して、お出かけ。
お出かけのときに重要なのは、「いかに行動しやすく、着崩れをしないか」になります。
お出かけ、結婚式であったり、七五三のお母様であったり、成人式のお嬢様であったり…時間が長く、動くことも多いですよね。
そうすると、お手洗いに行くこともありますし、立ったり座ったりすることも増えます。
動くことでどうしても着崩れが出てきますが、自分で着崩れを直すのはなかなか大変です。
それを防ぐには、「最初の着付で着崩れしないような着付をすること」が一番重要なのです。
具体的にどんなことなのか、ですが、
一番多いのは腰ひもの位置の調整です。
ご自分の寸法ではない着物(特に少々短いもの)を着る場合、どうしてもお端折りの部分にしわ寄せがきます。
撮影のときは腰ひもの位置を下目に結ぶことで、しっかりとお端折りを出すことができます。
が、当日はその位置で腰ひもを結ぶと、(パンツに腰ひもがかかってしまうので)トイレに行けない、着崩れやすくなるというデメリットが生じます。
結果、お端折りがなくなってしまったとしても、トイレに行きやすく、着崩れが起こらない着付をします。
また、動くためには布地に余裕が必要で、布地に余裕を出すと、どうしても着物にしわが入ります。
そのため、着物の脇の部分は撮影時にはきっちり、お出かけ時には少々緩く、と具合を変えることで腕や肩の可動域も変わっています。
ちなみに、小川屋の着付はお客様から、お出かけのときにすごく楽だった!と好評なんですよ!
アクセス
〒371-0022
群馬県前橋市千代田町2-7-15
027-231-6000㈹
晴れの日きもの専門店 小川屋
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