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オタクの移籍先【アイマス→???】

ごあいさつ

こんにちは、懐古厨なので最近は3DSで遊んでいるキモ=オタクです

私はかなり趣味に生きるタイプの人間で、最近まではアイドルマスターシンデレラガールズというコンテンツに人生を捧げていました。学生ながら200万では済まない額を注ぎ込んできたと思います。
しかし、色々あってわたしはアイドルマスターシンデレラガールズを見限り、足を洗いました。しかし、その際に思いました。「俺はこれを辞めたら何をして生きるんだ……?」と。
今回は、アイドルマスターを辞めたオタクの進路を一般的な場合と私の場合とで比較し、何が私をその決断に至らしめ、そして現状満足させているのかを考えたいと思います。

一般オタクケース① 他の2次元コンテンツ

多くのオタクが取る選択肢として、他の2次元コンテンツがあると思います。私は全く興味が無い上にここ最近Twitterも見なくなったので今は何が覇権なのかは分かりませんが、少し前ならブルーアーカイブ辺りでしょう?またはより大きなコンテンツかつアイマスと同じアイドルものという点では、ラブライブシリーズなどもあるのでしょうか。コンテンツを絞らずとも、アニメを見る人などは多いかと思います。
こういった人は、2次元の「萌え」を求めたり、ストーリーを読むことを求めたりしているかと思います。

「萌え」コンテンツとして

「萌え」という点で言えば、2次元コンテンツの穴埋めは2次元コンテンツでしかできないと思っています。最初から「萌え」のみを求めて2次元コンテンツに触れているオタクは、アイマスだけでなく同時並行的に他のコンテンツにも触れていたでしょう。彼らにとって移住は容易です。

ストーリーコンテンツとして

最近の2次元コンテンツのストーリーはかなり骨太で読み応えのあるものが増えているそうです。実際、アイマスでコミュを読み漁っていた人も他のコンテンツで同じようにストーリーを読んで楽しんでいます。 先程名前を出したブルーアーカイブも、エロいだけのゲームかと思いきやストーリーも面白いらしいですね。

一般オタクケース② 2.5次元(VTuber、声優など)

アイドルマスターのアイドルの部分が好きだった人たちや、アイマスの声優が好きだった人たちはここに行きつきがちかな、と思います。彼らが求めていたものは何なのでしょうか。

パフォーマンスコンテンツとして

アイドルマスターで最高の瞬間はいくつかありますが、ライブで圧巻のパフォーマンスに魅せられた瞬間などは、何にも代えがたい体験です。そして、そのパフォーマンスを提供しているのはキャラクターではなく、生身の人間です。ライブパフォーマンスに魅せられた人がその生身の人間に興味を抱くことはごく自然であり、あって然るべき流れかと思います。

2次元越しの3次元コンテンツとして

また、アイドルマスターではキャストの声優が番組などに出演することが多々あります。
デレマスは「シンデレラ一門」と呼ばれたほどバラエティー力が高く、見てて楽しかったですね。そして面白かった、可愛かった声優の個人番組・ラジオに行ってみると、(有名な方を除けば)彼ら彼女らとリスナーはかなり近い距離感でやり取りができるのです。
そしてVTuberとこれは、同じ面白みがあるように思います。自分の呼び掛けに顔面の向こうの偶像的存在が答えてくれ、時に素が垣間見えたりなどした日には嬉しくてしょうがないですよね。2次元を介して3次元の存在に触れ、その魅力に触れる体験はアイマス・VTuber共に同類項でくぐれる部分があるでしょう。

キモ=オタクのケース 3次元コンテンツへ

さて、私は今まで挙げてきたいずれのコンテンツにも全く惹かれませんでした。まずはその原因を考えたいと思います。

アイドルマスターの代替不可能性

私がアイドルマスターに求めていたものは、「私が好きなキャラの」ストーリーを読み、「成長を見届ける」ことです。今までに挙げた群の中ではストーリーコンテンツ派閥に属していました。また、もちろんキャラクターが可愛ければとても嬉しいですし、キャストさんの卓越したパフォーマンスは毎回楽しみにしていました。しかし、私は結局どの派閥にも属することはありませんでした。

まず、そもそもの話として、私はアイドルマスターシンデレラガールズにしか登場しない特定のキャラクターが大好きでした。その点でアイドルマスターシンデレラガールズは代替不可能でした。なのでアイマスに身を捧げていた当時、私はアイドルマスターしかしていませんでした。
そして「成長を見届ける」ことに関して言えば、アイドルマスターはプロデューサーという立場からアイドルを見守るだけでなく、導くことも出来ました。だからこそ他のコンテンツに移れませんでしたり

2次元・2.5次元コンテンツは行き止まり

私が他の2次元コンテンツへと行けなかったことにも理由があります。
2次元コンテンツは、ストーリーを意図的に書く人間がいます。そのため、私が望まなかった方向にストーリーが展開された際に、キャラクターの選択というよりもむしろ、制作者の意図のように感じてしまいます。この言葉は大嫌いですが分かりやすく言うなら解釈違いというやつです。(解釈もなにも普通に読んだらこうなる、という話を曲解されてストーリーが展開されることが多いので、この言葉が嫌いです) このことからはどんな2次元コンテンツも逃げられません。

声優コンテンツやVTuberに関して言えば、興味が無いというのが率直な答えです。
確かに好きなキャラを演じてくれていた声優さんは好きですが、それはキャラが好きだからこそでした。
VTuberは……ごめんなさい、良さがわからないです。2次元を求めてるんだか3次元を求めてるんだかよくわからない曖昧な世界は私の肌に合わないです。

といった感じで、私にはいずれのコンテンツも合いませんでした。そんな私が今熱中しているのは……サッカーです。

2次元コンテンツ→サッカー

なんでサッカー???
直接の理由は、ガキの頃から好きだったからです。ですが、全く畑の異なるところからやってきて、なぜここまで長く続いているのでしょうか。私がアイドルマスターに求めていたことと照らし合わせながら考えてみようと思います。

成長について

サッカーチームは成長し続けるものです。クラブ規模の拡大や戦力の充実などのわかりやすい成長もありますが、戦術が浸透していく様や、クラブ文化を尊重して洗練していく様など、近くで見ていると気づける成長もあります。
チームレベルだけでなく、個人レベルでの成長もたくさん見られます。スタメンに入れなかった選手の活躍や、若手から見ていた選手が世界で躍進する姿など、成長を感じられて楽しい瞬間はたくさんあります。
アイドルマスターに成長を求めた私でも満足できるような成長で溢れているのがサッカーというコンテンツです。

パフォーマンスについて

ライブパフォーマンスとはまた違いますが、サッカー選手の凄まじいパフォーマンスは見ていて楽しいです。例えば私の好きな選手の1人、上田綺世のゴールシーンなどは思わず唸ってしまうようなものがあります。
成長の結果としてパフォーマンスに表れるのは、サッカーを長く見ることの楽しみの一つです。先に例に出した上田綺世は、日本国内にいた時から凄まじいなと思っていましたが、海外に出てからはパフォーマンスに磨きがかかっててきて、その成長とパフォーマンスには度肝を抜かれるのみです。

ストーリーについて

サッカーにだってストーリーがあります。それは創作物ではなく、生身の人間たちがこれまでに築いてきたものであり、現在進行形で紡ぐものでもあり、未来の人に繋いでいくものです。
したがって、そのストーリーには必然性が伴います。多少は運に左右される部分もありますが、生身の人間なればこそその幸運や不運との付き合いも見ものなのです。
そして、私たちはサポーターとしてその物語に参画することができます。声援で後押しする、ユニフォームの購入やファンクラブなどで金銭的にもサポートするなど、私たちの行動全てがチームのためになるのです。どれだけやっても報われないアイドルマスターとは大違いですね。

私がアイドルマスターに求めていたのは、「好きなキャラの成長をプロデューサーとして見届けること」でした。そして私は今「愛するチームの成長をサポーターとして支え見届ける」ということをしています。
構造的には類似的で、私を引退においやった数々の要因が駆逐された今の環境は、最高です。

おわりに

苦しんで2次元コンテンツをやっている皆さん(いるか?)に、2次元コンテンツ以外でも楽しめるところはあるよということを示したく、今回の記事を執筆しました。苦しみながら付き合う中にも楽しみはありますが、私は鞍替えしてよかったなと思っています。
それでは最後に………………
鹿島アントラーズ最強!!!!今年のJリーグ王者は俺たちだ!!!!!
お付き合いいただきありがとうございました。

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