小説で得た知識

ある時、後輩が放った一言が、妙にササった。

「小説は、著者が取材や調査をしたうえで書かれているから、読んでいるだけで知識が増える」

なるほど確かに。言われてみれば、小説を読み始めたことで知識（雑学？）が増えた気がする。

せっかくなのでtwitterに投稿してみることにした。 #小説で得た知識

（以下、随時更新）

『Nシステム』
走行する車のナンバーを全て記録するシステム。警察が捜査に活用する目的で設置した。高速道路だけでなく一般道も対象でありNシステムに写らずに長距離を走行することは極めて困難。
#小説で得た知識

— kimmy@小説ソムリエ (@kimmy_japan) November 25, 2020

『一事不再理』
ある事件において刑が確定した場合、その事件に対し別の罪には問えない。つまり、業務上過失致死罪が確定してしまえば、あとから新たな証拠や自供があったとしても殺人罪には問えない。
（ちなみに再審請求は被告人に有利（＝刑が軽くなる）場合に限られる）#小説で得た知識

— kimmy@小説ソムリエ (@kimmy_japan) November 30, 2020

『村八分』
仲間外れにすること。完全に仲間外れではなく、火事と葬式の２つ（＝二分）だけは延焼や疫病など隣人も迷惑がかかるため協力を得られる。村社会において二分を除く八分の交流を絶つという意味で「村八分」#小説で得た知識

— kimmy@小説ソムリエ (@kimmy_japan) December 7, 2020

『フラクタル図形』
ぼんやり全体を見た時の形と、そのある一部を拡大した時の形が相似にあるもの。全体雲、海岸線、植物、落ち葉や小石が折り重なる山道など自然界に頻繁に現れると言われる。#小説で得た知識

— kimmy@小説ソムリエ (@kimmy_japan) December 13, 2020

『主文後回しは死刑判決』
裁判において主文（＝無罪or有罪、刑罰の内容）を最初に読み上げ、そのあと理由を述べるのが一般的だが、死刑判決においては主文が後回しにされる。そのため、主文が後回しにされた時点で死刑判決が下ることがほぼ確定する。#小説で得た知識

— kimmy@小説ソムリエ (@kimmy_japan) December 15, 2020

『フラクタル図形』
ぼんやり全体を見た時の形と、そのある一部を拡大した時の形が相似にあるもの。全体雲、海岸線、植物、落ち葉や小石が折り重なる山道など自然界に頻繁に現れると言われる。#小説で得た知識

— kimmy@小説ソムリエ (@kimmy_japan) December 13, 2020

『マチネ』
昼に行われる公演のこと。ミュージカル・バレエ・オペラ・コンサート等で使われる。従って「マチネの終わりに」は福山雅治が演じる主人公の昼公演が終わったら。という意味。ちなみに夜公演は「ソワレ」#小説で得た知識

— kimmy@小説ソムリエ (@kimmy_japan) December 22, 2020

『カマキリ』
カマキリは交尾した後オスがメスに食べられてしまうという話があるが、それは狭い容器の中で飼っていた場合であり、広い野外では食べられることはほとんどない。オスはメスが満腹のときは大胆に行動し、空腹の時は慎重に交尾を行い慎重に離れている。#小説で得た知識

— kimmy@小説ソムリエ (@kimmy_japan) January 8, 2021

『難燃性の遮光カーテン』
遮光カーテンには難燃性の素材が使われているものもあり、特に船など消化よりも防火を重視する場所では多く採用されている。多少の炎なら包み込んで消すことも可能。（難燃性でない素材の遮光カーテンもあるので注意）#小説で得た知識

— kimmy@小説ソムリエ (@kimmy_japan) January 5, 2021

『難燃性の遮光カーテン』
遮光カーテンには難燃性の素材が使われているものもあり、特に船など消化よりも防火を重視する場所では多く採用されている。多少の炎なら包み込んで消すことも可能。（難燃性でない素材の遮光カーテンもあるので注意）#小説で得た知識

— kimmy@小説ソムリエ (@kimmy_japan) January 5, 2021

『細菌とウィルス』
細菌は生物であり自ら分裂して増殖できる。ウィルスは小さくて単純、増殖には他の生物の細胞が必要。遺伝子組み換えをすれば細菌の中にウィルスのDNAを格納することもできる。例えばヘルペスウィルスの研究では大腸菌の中に組み込んでから行う手法もあるらしい。#小説で得た知識

— kimmy@小説ソムリエ (@kimmy_japan) January 13, 2021