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シンガポール行ってきた①

めっちゃ蒸し暑くてキツい

18歳の時に初めて海外に訪れてから、これまで合計60カ国ほど渡航してきた。
しかし、シンガポールは人生初である。
実は、イギリス、フランスなども行ったことない。それらの国は、魅力的な国であることは間違いないが、自分の渡航リストの優先度は高くない。
「他の人があまり行ったことない」「行きたがらない」そんな国に行くことに旅のロマンを感じる。私は、そんな人間である。ちなみに、シンガポールはみんな行きたいって言いがちである。

さて、今回は旅ではなく、仕事の出張でシンガポールに3泊4日した。
目的は、海外投資家との面談、NUS(シンガポール国立大学)訪問、マーケット調査、日本企業との打ち合わせなど。

空港に着いたらまず、シンガポールの気候に驚いた。
日本はまだ涼しい感じだったので、それに比べる湿度が高く、体感でいうと梅雨時期と同じくらいの湿度が高さ。

スタートアップの中心地「Block71」

まずは、シンガポール版Y Combinatorと言われ、沢山のテクノロジー企業や、スタートアップが集積してる地域「Block71」に行ってきた。

これがブロック71

『Block71』は、シンガポールを中心に展開されているグローバルなスタートアップエコシステムの名前です。このプラットフォームは、スタートアップ企業の育成や支援、イノベーションの促進を目的としています。
Block71は、2011年にシンガポール国立大学(National University of Singapore)とシンガポール経済開発庁(Economic Development Board of Singapore)の協力によって設立されました。その後、シンガポールのブエナビスタ(Buona Vista)地区に位置する、スタートアップ企業がオフィススペースを借りられる共有オフィススペースとして発展してきました。
このエコシステムは、スタートアップ企業が集まり、アイデアを共有し、ネットワーキングを行い、アクセラレーションプログラムに参加し、投資家との接点を持つ機会を提供しています。また、イベントやワークショップなどの多様な活動を通じて、スタートアップの成長と成功をサポートしています。
Block71は、シンガポールだけでなく、世界各地に拡大しており、そのネットワークはグローバルなスタートアップコミュニティを形成しています。

引用:GPT-4

(それにしても、ChatGTP-4ってほんと凄い。テキストが苦手な私の味方だし。最近1人で飲む時は、GPTに事業アイディアの壁打ちしてる)

さてさて実際に、Block71のEvent Marketing担当のLeeさんに事前にLinkedInでDMして、アポをとり会って話を聞いてきた。
彼女は、NUS(シンガポール国立大学)出身で、つまり、"シンガポール版の東大"である。シンガポール1番偏差値の高い優秀な大学。

色々とシンガポールの歴史や文化、生活スタイル、スタートアップについて教えてくれた。途中から気さくな感じになったが、最初は声が小さく、目も合わせてくれなかった。自称シャイらしい。どうやらシンガポールの国民性だそう。本当か?w

LinkedinのDM

実際にシンガポールでは、CyberSecurity、FinTech領域のスタートアップが主に大型の資金調達をしている。そして、いろいろな現地のIT起業家とも会話したけど、ベイエリアのようなギラギラさは感じなくて、真面目な人が多い印象。Block71には、本国のテマセクやゴビやテンセントなどの機関投資家や、これまで数多くの東南アジアや中国VCなどが訪れてる。まさにASEANで一番Hotな国シンガポールの起業家を探してるそう。

Block71 Event MarketingのLeeさん

シンガポール人から見るシンガポールとは?


そして、自分が海外に行って、必ずやることが、「Street Interview」。道端の人に突撃インタビューだ。その国の文化や歴史、国民性を知りたくて、道端にいる安全そうな人に声をかける。
これらを、新橋コリドー街で行うと"ナンパ"と呼ぶらしい。

自分が初めて海外に訪れたのが18歳で、それまでの英語力は0。本当にわからなかった。A~Zまで言えるか?レベル。
そんな0ベースから英語を勉強したのだが、英語力の向上の秘訣はまさにStreet Interviewだ。とにかく、「Hey, how's going」と話しかけて仲良くなる。そんな風にして英語を習得した。

Street Interviewしたおじさんの背中

さて、 話が脱線してしまった。
実際にシンガポール人に いろいろとインタビューしてみた。
具体的には「シンガポールってどんな国なん?オススメは?」「シンガポールのどんなとこが好き?」「シンガポールを3 wordsで表してよ」など色々聞いた。
すると面白いことに、「シンガポールを3 つの言葉で表してよ」という質問に対して、

「Hot(暑い)」
「Convenience(移動しやすい)

「Boring(退屈)」
「Stressful(ストレスフル)」
などの返答が頻繁に返ってきた。
上の3はシンガポールに行ったことがある人なら感じるであろう。

しかし、最後の「Stressful(ストレスフル)」というのは自分の中で大変興味深かく、気になった。
しかも、10人くらいに聞いて6人が回答してた。
回答した人に理由を聞くと、どうやら仕事や学校での競争がとても激しいそう。
人口はわずか580万人だけど、一人当たりGDPは世界6位で、ASEANでもトップクラスの経済大国である。
現地の大学生にも話を聞いた。どこの国でもあるが、いわゆる学歴社会で親から、高校に入学するとすぐに、「NUS(シンガポール国立大学)に合格しろ」プレッシャーがすごく、みんなノイローゼになる。みんな高校時代は病んでるらしい。

今回もStreet Interviewから色々なインサイトを得ることができた。

続く…


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