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投資開始7ヶ月 攻めの株とは


私の投資スタイルは最初に決めたとおり、「配当大好き! ~アメリカの攻めの株から守りの株へ~」となっています。
これは未だにそれほどブレておりません。

では私が言う『攻めの株』『守りの株』とはいったいどういったものなのか?
今月は『攻めの株』についてざっと紹介させてください。


攻めの株とは

私が『攻めの株』と呼び、買いまくっていたのはBDC銘柄と高配当銘柄と呼ばれるものたち。

BDC銘柄を簡単に言うと、企業にお金を貸す金融会社です。
その大きな特徴として、「利益の9割を株主に還元する代わりに法人税が免除される」というものがあります。
そのため配当率はめちゃくちゃ高いのですが、株価が余り伸びません。
そして、金融危機にとても弱い銘柄です。
今後、リーマンショックやコロナショックなど超大型の暴落に耐えられるのかというと……非常に危険です。
しかし配当はとても魅力的です。

私が保有している『攻めの株』の中心はARCC(エイリスキャピタル)とORCC(オウルロックキャピタル)というBDC銘柄です。
株価はほとんど上がりませんが配当額が非常に高く、利回りでいうと8~10%ほど。
利回り8%とは、10万円分買っていると毎年8000円(税引前)の配当が出るということです。

危ない橋を渡りながらも多めの配当をくれる、まさしく攻めの株といえるでしょう。
BDC以外にもハイリスク・ハイリターンな銘柄を買っているので、それらも攻めの株といえるでしょう。

他に攻め要員として買っているのが高配当銘柄たちです。
配当利回りが5%を超える銘柄で、その中でも代表的なのが「アルトリア・グループ」でしょうか。
日本でもおなじみのマルボロやバージニアスリムを作っているタバコ会社です。
タバコは利益率が高いので配当もかなり出してくれるのですが、
日本と同じくアメリカでも喫煙率は低下しており、健康志向の高まりもあって、いつまでこの高配当を続けることができるかは不透明です。
というわけで、こちらも高配当は出るものの先行きは暗いというジレンマを抱える銘柄です。
事実メンソールタバコやニコチン規制の可能性が報道されてまして、一時的に値を下げています。


最初はこれら攻めの株を中心に買いまして、徐々に守りの株の割合を増やしていこうと思います。
守りの株についてはまた来月説明させてください。


9月28日の金融資産

316万9712円

今までにもらった配当合計

43223(1ドル105円計算)

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最近の売り買い

売り NEWT
買い ファイザー
   ブリティッシュ・アメリカン・タバコ

  


BDC銘柄である、NEWT(ニューテック・ビジネス・サービス)は3株だけ持っておりました。
しかし8月上旬にBDC業務やめて違う金融系会社になりますと突然の宣言。
そうなると今までの高利回りが期待できなくなるため、一斉に売りが殺到し25%以上の値を下げる暴落となりました。
最近の決算も思わしくなく、業種転換しても株価が回復するのは期待できそうもないので泣く泣く損切りとなりました。

そのお金と配当金で買ったのはファイザーです。頻繁にニュースでも耳にすることがある世界有数の製薬メーカーです。
株価は落ち着いていましたが、新型コロナには2回のワクチン接種では不十分であるとの報道がされるようになり、継続的に接種の必要の可能性が浮かび上がりました。
これは裏を返せば定期的にワクチンの売り上げが見込まれるとのことでもありますので、今更ながらファイザー株を買うことにしました。
それに加えてブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)も少し購入。
イギリスのタバコ会社です。日本ではケントやラッキーストライクの会社として知られていますね。
最近の健康ブームに押されまして、タバコの売上は下がっておりまして決算もあまり良くなく株価は低迷気味です。しかし高い利回り(7%前後)は非常に魅力的なので手を出してみることにしました。バリバリの攻めの株になりそうです。