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年収1000万の男性を希望する人が知ってほしいこと(前編)

先日、友人のNさんと話をしているときに婚活の話題になりました。

Nさんは仕事柄、周りの婚活女性たちの話を聞く機会が結構あるそうです。
そして今でも高年収を希望する女性が多いと聞いて驚いたものです。

ぶっちゃけた話、婚活において男性の年収はとても重要です。
一種の戦闘力と表現してもいいかもしれません。

なかでも年収1000万円は人気を集める高年収だと言えるでしょう。

文字通り桁が違っているのとキリもよく、一般人がなかなか到達することができないエリート感からでしょうか、結婚相手に年収1000万円を求める人は今も昔も多いようです。

しかしNさんはこの風潮に疑問を投げかけます。
高収入の男をあきらめろ!というのではなく、高年収の実態を知った方がいいというのです。

実は年収1000万円といっても、いくつかのパターンがあるのです。

A:会社からの年間給与が1000万円のケース
B:会社の給与600万円+副業400万円のケース
C:個人事業主で使えるお金が1000万円のケース

見た目はすべて年収1000万円といえそうですが、実際に使える金額には大きな差があります。
ぼんやりと年収1000万円の相手がいいなと考えている人はここを見落としているケースが多いのです。

ちなみにこの場合、自由に使える金額の大きさはC>B>Aの順になります。

最も一般的だと思われるAのエリートサラリーマンタイプが最も自由に使えるお金が少ないのです。
夢のない話をして恐縮ですが、このケースは自治体等にもよりますが、手取りが700万円になります。3割持っていかれます。

ちなみにNさんは、これまで生きてこられた中でフリーター、サラリーマン、ダブルワーク、個人事業主をすべて経験したことがある人生経験豊富な方です。
非常に説得力がありますね。

つまり、なんとなく高年収にあこがれを持つのではなく、その稼ぎ方の種類や手取り金額などの違いを知ったほうが良いというのです。

たしかにその通りで、1000万円の相手と結婚したとしても、しなかったとしても、お金について知っておいて損はないのです。
場合によっては年収1000万円よりも年収900万円のほうが、使える金額や人生の幸福度が高いこともあるでしょう。
そういった知識の有無が婚活での差になりかねないわけです。

(つづく)