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マッチングアプリで男の年収を信用してはいけない

人は誰でも嘘をつく
自分を守るために
自分の愛する人を守るために

私は聖人ではありませんので、婚活中にいくつかの嘘をついていました。
その中でも最大級の嘘が自身の年収でありました。

前にも書きましたが、私の年収は500万ほどです。
35~40の独身で年収500万という数字は東京ではやや低めかもしれませんが、私が住む田舎県では中団よりやや上だと思います。

しかしマッチングアプリで見た場合、私の年収は田舎県でも中団より下になってしまいます。
なぜなのか?

理由
男性ユーザーのうち、かなりの連中が年収を盛っているから

そんな馬鹿な!と思うでしょうか本当です。
なぜなら私も盛ったからです😭

アプリの年収の区切り方

マッチングアプリのプロフィールには年収の欄があります。
未記入という選択肢もあるので女性は年収非公開の人もいますが、
男性の場合はそうはいきません。
令和の時代でも一家を支える大黒柱という風潮がまだ残っているからでしょうか、男性はまだまだ年収が重視されます。

ペアーズで選択できる年収の区切りはこんなふうになっています。

未記入(表示しない)
200万未満
200~400万未満
400~600万未満
600~800万未満
800~1000万未満
1000~1500万未満
1500~2000万未満
2000~3000万未満
3000万以上

この場合、年収500万の私は当然400~600万未満を選択しなければなりません。
でも相手よっては「もしかして、この人の年収は400万円ぎりぎりなのかな?田舎住みだけど400万だとちょっと不安かも……」と思われてしまいます。実際の年収から100万円損した感じはしませんか?
年収400万に思われてしまったがゆえに運命の人に出会えないかもしれません。

そこで私は深く考えました。『自分の年収は本当に500万円なのだろうか?』と。

もしかしてこれから100万を拾うかもしれませんし、遊びで買って的中した3連単の馬券に100万円の配当が付くかもしれませんし、、三重県のオールナイト営業で朝イチ5000Gのスーパーアラジンチャンス(等価交換だと130万円)を引くかもしれないのだから。

そして私のアプリでの年収は600~800万未満のグループになったのです。

思った以上に年収盛りは多い

弁明するわけではありませんが、収入に関する証明書を提出する必要のないマッチングアプリでは年収を偽り放題です。
指先一つでちょいちょいと操作すれば年収0万円の無職でも年収1000万円のフリができます。

事実、私が参加しているマッチングアプリをテーマにしたLINEオープンチャット内のアンケートで男性ユーザー13人中4人が年収を多めに盛っていることがわかりました。
アメリカの調査でも、マッチングアプリで年収10万ドル(1000~1100万円)で登録している男性の内、4分の1が年収を偽っていたという話もあります。

しかし嘘はいつかはバレるもの。
私は現在の妻との交際中から年収を盛った罪悪感に苛まれておりました。

「ごべんねえ!ぼく実は600~800万円もお給金貰ってないのおお!!!
ゆるじでええ!!!」

と交際から2ヶ月ほど経ってから、給与明細を片手にカミングアウトしました。
それに対して

「うん、そうだと思ってた。大丈夫だよ。」

と言ってくれた妻は本当に出来た人だと思った次第です。
これからもっとお仕事を頑張って、いつか本当に年収が100万上乗せできるように努力したいです。