ツイッター婚活のヤバさ・メリット・デメリット
先日書いたツイッター婚活のについての感想が思った以上に好評でしたので、もう少し深堀してツイッター婚活のメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。
私の感想としては前回からほとんど変わらず、
ツイッター婚活はマッチングアプリに比べて危険度も高くてヤバいから、本気で結婚したいなら別の婚活サービス使ったほうが良い。(特に女性)
となります。ツイッター婚活の何がどんな風にヤバいのかも補足していきますね。
◆ツイッター婚活のメリット
顔を出さなくてよい
ツイッター婚活がアプリと違うのは顔写真を掲載しなくてもよいことでしょう。
もともとアプリやネットに自分の顔を出すことに抵抗がある人は一定数いますし、
仕事の関係で顔写真を出してしまうと社会的信用と失いかねないと不安に思う人もいるのです。
それとプロフに使えるような写真が一枚もなくても婚活のスタートが切れるのはいいですね。
面白い人・マメな人にとっては有利
顔写真を掲載しなくなることで光が当たるようになる人がいます。
それは面白い人やマメな人々です。顔で最初の判断をされない分、文章で勝負することが可能です。
ツイッター婚活は文字のコミュニケーションが中心なので、気の利いた言い回しやマメなフォローが力を発揮することでしょう。
気になる人の過去ツイートをしっかり読み込んで、返信がもらいやすい文章を考えられれば会える確率もアップしそうですね。
アプリであれば写真で弾かれてしまった人でも、やりようによってはうまくいくのかもしれないなと思いました。
完全無料
マッチングアプリは月額課金やいいね!を送るためにお金を支払う必要があります。
女性は基本的に無料で利用することができますが、男性側の課金はほぼ必須となっています。
しかしツイッター婚活の場合は男女ともに無料で利用することが可能です。
お金がかからないという点は利用者(主に男性)にとってメリットですね。
これから利用者が増えるかもしれない
ツイッター婚活で結婚した!という人が順調に増えていけば、ツイッター婚活をやってみようかなと思う人も増えていくことが考えられます。
もともと日本はツイッター利用者が非常に多く、ツイッター婚活特集への反応具合を見ると興味を持っている人はかなりの数存在しており、今後なにかのきっかけでツイッター婚活が盛んになるかもしれません。
◆メリットかデメリットか不明
ライバルが可視化される
マッチングアプリとの大きな違いとして自分が感じた部分でもあり、メリットになるのかデメリットになるのは判断しづらい部分がコレです。
アプリでは、相手についている『いいね!』の数はわかるのですが、『誰からのいいね!』が届いているのかはわかりません。そもそも同性会員のページは見れないようになっています。
ツイッター婚活では、気になる異性の対してどんな人がいいね!を押したりリプライで話しかけているかがわかってしまいます。そこでいいねを付けているライバルのツイッターアカウントを見ればどんなスペックなのかがわかるのです。
これがどう影響するのかは正直わからないので、不明とさせていただきました。
◆ツイッター婚活のデメリット
女性側からすると危ういかも
悪いことを考える人はどこにでもいるもので、アプリではヤリモクだったりマッチング相手が既婚者だったり、セールスや勧誘をされるといった被害が起こります。
しかしそうなった場合にはアプリの運営が退会措置などの処分をしてくれます。lineや怪しいサイトに勧誘しようとする怪しいアカウントへの対処は大手アプリではかなり速く、根絶はできていないものの勧誘系のトラブルに巻き込まれる危険性は下がっています。
一方でツイッターの場合はトラブルが起こった時に守ってくれたり相手を処分してくれる運営はおりません。悪質なユーザーは凍結などをされることもあるでしょうが、アプリ運営のスピードには到底かなわないでしょう。
さらにアプリのアカウントと比較してツイッターのアカウントの作り直しは容易なので、一度ブロックした相手がアカウントを作り直して再び近寄ってくるということも考えられます。
一度会ったことがある男性ならば女性の趣味嗜好をあるていど把握しているわけなので、希望通りのプロフィールで転生することも容易になるわけです。
これは素直に怖い部分ですね。
水増しなどが容易
番組内で出演者さんが「ライバルが自分よりいいね(フォロワー)が少ないと見下してしまう」という発言をされていました。
実はツイッターのフォロワーやいいねを水増しする方法はマッチングアプリと比較すると圧倒的に容易です。
お金を支払う必要がありますがフォロワーを買うことも可能ですし、手っ取り早くフォロワーがついているアカウント買ってツイッター婚活を始めることもできます。(どちらも当然規約違反ですけど)
本来の目的とズレる恐れ
それにツイッター婚活で活動中にフォロワーやいいねが増えると、いいね欲しさに架空のデートを捏造したりパクツイしてみたり、映えそうだけど不要なものを無理して購入したりするといったケースも出てくることでしょう。
婚活して素敵な相手を探すはずだったのに、いつのまにかフォロワーの反応や数字を増やすことが活動の中心となってしまうのです。こうなると本末転倒としかいえませんね。
番組内でも『スペースでフォロワーに慰めてもらうことが楽しみ』、『ツイッター内で築いた自分の名前が傷つくのはちょっと……』というニュアンスの発言がありました。婚活よりもツイッターでの活動に重点が置かれてしまうのは本来の目的からずれていると感じてしまいます。
男女比に偏りがある(人気も)
ツイッター婚活をされている男女比はどんなものだろうと思いまして、50人ほどのデータを調べてみましたところ男女比はだいたい7:3となりました。
アプリと同じく男余りの世界となっています。
人気も女性に集中しているようで、男性のツイッター婚活自己紹介にはほとんどいいねが付いていませんが、女性のツイッター婚活自己紹介には50以上のいいねはザラで、中には100以上のいいねが付いている人も。
地域にも偏りがある
アプリに比べるとツイッター婚活をしている人は少なく、活動している人は都市部に集中しているようです。そのため地方在住の人がツイッターで婚活をするのはかなり厳しいという印象を受けました。
なんでも盛り放題(年齢も)
ツイッター婚活は、ツイッターでつぶやくだけで始めることができるのですが、自分の情報はいくらでも盛り放題となります。
アプリでも年収などを盛る人は一部存在しますが、ツイッターの場合ではアプリでは盛れない『年齢』『性別』すらいじることができるのです。(※)
言ってしまえば何から何まで盛り放題なので、プロフィールの信頼性としてどこまで正確なのか全くわからないのです。
※アプリ登録時には生年月日が記入された身分証を提出するので年齢を操作することはできません。
まとめ
これからツイッター婚活が新しい出会いの形として定着していくかは不明です。
現在活動している人はそれなりの数がいるので、交際や結婚に発展する人も増えていることでしょう。
マッチングアプリで結婚した身ですので偉そうなことは言えませんが、アプリと比較してツイッター婚活のほうが危険度が高いかもしれないなと感じました。
ツイッターのシステムとアカウントの作りやすさを考えると、付きまといや嫌がらせもアプリと比較して容易ですし、やばいリンクを踏ませるのも楽です。女性の立場からすれば基本無料で運営が頻繁に取り締まりを行っているアプリのほうに価値を見出す人が多いかと思います。
しかし出会いはどこに転がっているわかりませんし、ツイッター婚活でこそ自分の力が活きる人もいるでしょう。これからもツイッター婚活事情についてはチェックしていきたいですね。