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家事手伝い女性の自己紹介文はホラー

私は婚活当初から働いていない女性はNGとさせてもらっていました。
アルバイトでもなんでもいいので、とりあえず働いてる人がいいと考えていたのです。
その思いを確固たるものにしたのが、結婚相談所で見た家事手伝いの女性たちでした。

彼女たちの情報ページを見て、「これって本人の考えはあるんだろうか?」と思ったのです。
まず、家事手伝いの0~50万円未満の年収では年間の結婚相談所利用費を払うことは出来ません。
そうなると、必然的に支払いは親の金ということになります。
自分で稼いでないお金で相談所に入所しても、果たして一生懸命に活動するでしょうか?
親のお金で相談所に入っても、温度差が生まれるだろうなと考えました。
もし家事手伝いの人とお見合いしたとしても、やってくるのは婚活意欲に欠けた女性の可能性が結構あるのではと思ったのです。

というわけで、婚活する気がない女性を結婚に導く甲斐性は自分にないため、家事手伝いの女性はやっぱりNGとなりました。


家事手伝い女性の自己紹介文

私は婚活中、オンライン結婚相談所を利用していました。
結婚相談所といってもマッチングアプリにかなり近いシステムで、スマホやPCで異性を検索して情報を確認、良いなと思ったらお見合い申請を送り、相手が了承したらお見合いできるというものです。
相談所のマイページには自己紹介文を書く欄がありまして、私は試行錯誤して考えたアプリの自己紹介文を相談所用に少し手直しして使っておりました。

ところが女性のページを見て驚きました。
結婚相談所の仲人さんが代筆している人が結構いたのです。
ある家事手伝い女性の自己紹介文は、こんな文章でした。

『はじめて相談所にやってきたときから穏やかな雰囲気を漂わせているA子様。
最初緊張しておられましたが、時間とともに笑顔を見せてくれました。
将来的にはその笑顔のように、明るい家庭を築きたいと考えていらっしゃるご様子。
写真撮影のときにはリラックスをされていて、撮影は和やかに進みました。
お相手様とは、人生の様々な場面を一緒に楽しみたいとお考えです。
(以下略)』

※本当にこんな自己紹介文(?)の女性がいらっしゃいます!

これを読んで、奥ゆかしいなぁと思う人もいるでしょうが、私はそうは思いませんでした。
「親の金で相談所入ったのに、自己紹介文も自分で書けないのかな?」という印象が根付いてしまいました。(乱暴でごめんなさい)
自己紹介文とは、自分の言葉で自分を表現して、何が好きか苦手か、これからどうしていきたいかを書くものでして、会う前に自分を知ってもらえる貴重な場所です。

もしかしたら入会時点で自動的に仲人さんが書いてくれるサービスなのかもしれませんが、おそらく仲人さんもかなり苦労されたのではないかと思います。
なぜなら家事手伝いの場合、どんな仕事をしていて、そこでどう活躍していて、どんな目標を持っているのか、職場での立ち位置やリーダーシップなど、まるまる書くことができません。
仕事関係だけでなく、社交性エピソード、自立性エピソードなどもほぼ0になります。そうなると、仲人さんと1~2時間話して写真を撮影したときの印象だけが書かれることになります。
こうして書かれた自己紹介文は、文章量の割にふわっとしすぎて本人の素性が見えないという奇妙なものが出来上がります。軽いホラーですね。

サービスに含まれている仲人さんの代筆を頼むのも一つの手です。でもそれで活動されてみて成果が上がらないのであれば、自分で書いてみることをオススメします。
現状はどうであれ、自分の考えを文章にすれば見る方の受け取り方もきっと良くなりますよ。