見出し画像

「私、婚活中です。」周りに宣言するメリット

30年ほど前に「HARAKIRI」という一風変わった歴史シミュレーションゲームがありました。
登場する武将には信長の野望のように戦闘や城守といった能力値がありまして、さらに『恥』という独特のパラメーターが存在していたのです。
戦から退却したり敵の計略にひかかると『恥』の数値が上昇していき、一定以上になると武将が切腹して死亡してしまうという驚くべきゲームでした。

日本人は『恥』を極端に恐れる傾向にあるといわれます。

失敗したらどうしよう、普通じゃなかったらどうしようと、恥を回避しながら生きているといってもいいでしょう。
物心がついてから学校などで共同生活を送っていく中で、これをしたら恥ずかしいという刷り込みというか思い込みが出来上がってくるんですね。

恋愛や結婚についても恥ずかしいものであるとされています。
学生時代に仲のいい友達と恋愛のことを話すのはコソコソ話でしたよね。
こんなふうに、恋愛の話をするのは恥ずかしいと考えている人は大変多いです。

学生のうちはしょうがないと思うのですが、大人になりましたら「彼氏彼女募集中です」「婚活中です」と言う方が上手くいくような気がするのです。
私はというと、周りには婚活頑張ってますと言っておりました。
そこに恥ずかしいという気持ちはありませんでした。むしろ結婚確率アップの裏技を使ったような気分にもなったものです。

恥を考えず「私、婚活中です」と宣言するとメリットがいくつか生まれます。
もっとも単純で強力なのは、宣言を聞いた友人や同僚が自分の周りでフリーな人を紹介してくれる可能性が出てくることです。
「そういえば友達が彼氏欲しいと言ってたけど、○○さん紹介してみるかぁ」となるわけです。
友人知人の紹介なので、ある程度の性格や写真なども予め知ることができます。
お互い結婚願望が高ければすんなりゴールできるかもしれません。
今でも『友人知人の紹介』は馴れ初めランキングの上位にありますので、友人知人の紹介確率が増えるというメリットはとても大きいと思います。

馬鹿にできないのが自己暗示です。
婚活していますと周りに宣言することで、私は現在婚活をしている!という「婚活モード」に切り替えることができるはずです。
そうすれば婚活にふさわしい行動をするようになりますので、積極的に相談所や婚活パーティーに出かけるハードルも下がります。
つまり無意識に婚活に最適な行動を取れるようになる場合があります。
このように、行動力をアップさせることができる自己暗示の力は無視できません。

周りに相談できることもストレス発散などに効果的かもしれません。
今はSNSなどを使って会ったことのないネットの知人に恋愛相談をすることもできますが、実際にあなたを知っているリアルの知人に相談しやすくなります。
付き合いの長い友人知人であれば、自分でも気が付かないような的確なアドバイスをしてくれるかもしれません。

まとめ

周りに婚活宣言をした結果、もしダメだったとしたらどうでしょうか?
恥ずかしいかもしれませんが、他人はそこまであなたを気にしていません。
もしそんな話題になったら「頑張ったけどダメだったよ、もし良い人がいたら教えてね。」くらいにこたえておけば十分です。
もっともダメなのは、結婚・交際願望があるにもかかわらず、恥ずかしいと思い込んで何も動かず時を過ごすことです。何度も言っておりますが、やはり年齢は若いほど有利です。
下手に自意識過剰になり、行動を起こさないのはもったいないことです。
友人知人同僚に宣言をしてチャンスを広げましょう。