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ミナミさんに学ぶ、婚活で大事な要素

先日放送されたテレビ番組ザ・ノンフィクションは婚活界隈で大きな話題となりました。
私も放送を拝見しまして、いろいろ衝撃を受けました。
タイトルのミナミさんは番組の主人公の女性です。
結果を申しますと、2週にわたって放送された番組内で残念ながらミナミさんは良縁に恵まれることはありませんでした。


そんな番組を観て『改めてこれは婚活するうえで大事だよなぁ』と思ったものがいくつかありました。
それがミナミさんにどのような影響を与えたのかも合わせて一緒に考えていきたいと思います。どうぞよろしくおねがいします。

若い時の恋愛経験

ミナミさんは30歳から婚活を開始したのですが、それまで男性との交際経験はゼロでした。
30歳という年齢は結婚相談所では高齢というわけではないのですが、10代20代に恋愛経験がなかったことが悪い方に出てしまいました。
番組では40代資産家の人とデートを重ねていたのに、30代介護士さんに一気になびいてしまったのです。専業主婦を希望するのであれば間違いなく資産家の人に行くべきなのですが、同世代の介護士男性の甘い言葉で一気に恋する乙女モードになってしまい、婚活の軸が大きくぶれてしまうことになりました。この時のミナミさんのはしゃぎ方と盛り上がり方はまるで初恋の女子のようで、結婚相談所のアドバイザーさんに厳しくたしなめられました。
若いうちに恋愛をしてきたことがある女性であれば、こんなふうに盛り上がって我を忘れることはなかったと思います。

結局、ミナミさんは介護士男性の家にまで出かけることになったのですが、行ってみて男性の生活水準の低さに驚き一気に冷めてしまい、交際終了を申し出ることになりました。


経済観念

ミナミさんは飲食チェーンの正社員をしています。
就職してから8年になりますが、お給料は上がらず手取りは13万円ほど。
収入は高くありませんが、両親と同居しているのでそこまで厳しいというわけではありません。
社会人の実家暮らしはお金が貯まりますが、金銭感覚は鈍っていきます。
ミナミさんは一度も親元から離れたことはないので、いわゆる経済観念がゼロに近くなっています。
先程の30代介護士の人と専業主婦として一緒になった場合、さらに子供が生まれた場合の家計簿シミュレーションをしてみても、毎月何にどれだけ支出があるかイメージできていないようでした。
家計の把握と毎月のやりくりは、専業主婦をするのであれば最も大事にしなければならないスキルです。いや、専業主婦に限らず共働きでも必要不可欠ですね。
経済観念は婚活の先を考えると非常に大切な要素なのです。

自立心

ミナミさんはお母さんにかなり束縛されているようでした。
番組の終盤でもお母さんの反対で大きく心が揺れ動き、悪い方へ転がってしまいました。あのお母さんは、ミナミさんを手元に置いておきたい人なのだな察したものです。
あの様子ではどんな男性を連れてきても反対するんじゃないでしょうか。
もしミナミさんが親元から離れて一人暮らしをしていれば、考え方も大きく変わってくると思います。もう30歳ですので、親との距離感もそれなりに取れるようになるはずなのですが。
ある程度の自立心は必要なのでしょうね。


友人知人の助け

友人知人のアシスト、あると大変助かります。
私も婚活で使った写真を写真館で働くネットの知人に撮影してもらいましたし、デートに着ていく服や靴を友人に選んでもらったことがあります。
また、付き合いの深い友人はもしかすると自分よりも自分の欠点や直したほうがいい部分を知っている場合がありますので、そのアドバイスはとても参考になります。
それに友人知人が多ければその紹介で異性と出会う可能性も高まるので、そもそも婚活の必要すらなくなります。(交際のきっかけは友人の紹介という人も多いですよね。)
ミナミさんは放送では語られませんでしたが、おそらく友人知人は殆どいないようでした。何でも気兼ねなく言ってくれる既婚者の知人が1人でも居れば違ったと思います。

メンタルの強さ・芯

ミナミさんは婚活を1年以上続けており、テレビに出てもいいと思えるメンタルの強さを持っているのですが、心の芯がブレブレになっているのでストレスの発散がうまく出来ていないのだろうと思います。
ミナミさんは思い込みが激しくカッとなりやすいようで、番組終盤では自分の勘違いで激昂して味方であるはずのアドバイザーさんに誹謗中傷メールを送るという行動に出てしまいました。
一朝一夕に変えるのは大変ですが、心の持ち方と安定感が婚活中もその後も非常に大事なのです。


まとめ

5つの要素を紹介しましたが、全部備わっていなくても結婚は出来ます。(というか私がそうですね……^^;)
問題は全部が欠けている場合ですね。
どうすれば婚活がうまくいのか?活動中にそれに気が付けて徐々に修正を加えていける人がうまくいくのだと思います。