久しぶりのホールコンサートに緊張、そして感動。
先日、本当に久しぶりにホールでのコンサートが開催された。
朝、楽器2台を汗をかきかき搬入。リハーサル。お昼を食べて開場、開演。通常の仕事の風景が、今では特別なものに感じられる。定員半数の入場制限だったけれど、たくさんのお客様がいらしてくださった。もちろん全員マスク着用、ご年配の方もいらっしゃるし、きっと息苦しく、不自由な思いをされているだろうと想像すると心が痛む。
春らしい明るい曲を選び、笑顔で楽しい雰囲気づくりをしようと努力するが何せ久しぶりなのでMCが滑る滑る笑。なのに、皆さんの温かさが、マスク越しにもしっかり伝わってくる。
演奏も、手にじっとり汗をかいてしまうほど緊張した。音響の良いホールで音を出せる喜びと、久しぶりの緊張感。ああ、やっぱり、いいなあ。
しかし、ステージに戻れるのは一瞬。コンサートの準備は一般の方が思うよりずっと前から始まる。3月4月もホールコンサートはあるけれど、この一連のコンサートは去年の夏の終わりに感染がおさまりかけている時に企画されたものだ。今の時点で持ち込まれるものはなく、7月以降、まだスケジュールは真っ白なままだ。
しかし、嘆いても状況は変わらない。一回一回のコンサートを、緊張と喜びに揺れながら、精一杯演奏していくしかない。
コントラバス、吉田水子さん、ギター、竹内永和さん。素晴らしい演奏をありがとう!
そして、ヒラルディージョ事務局、大森さん、スタッフの皆さんに感謝!
来てくれた皆さんに喜んで頂きたいと演奏しているはずが、やっぱりまた、励まされてしまっていました。
良い時間でした。
今日からまた、がんばろう!!!!
みなさんのサポートは、音楽活動を続けるため、生きていくために、大切に使っていきます。そして私も、誰かの小さな心の支えになれますように。