ハンドメイド作家 すとうきみえ

ビーズアクセサリー・ハンドメイド作家。 株式会社キミエール代表 ビーズキット専門店「F…

ハンドメイド作家 すとうきみえ

ビーズアクセサリー・ハンドメイド作家。 株式会社キミエール代表 ビーズキット専門店「Felice~フェリーチェ~」とビーズ教室を主宰。 ゆめのたね放送局ラジオパーソナリティー テーマは、【日常を楽しむ私だけのビーズアクセサリー】 SDGsな海洋プラスチックゴミアクセサリーも制作中

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ミスこそ人間らしさの証!レシピ通りに作ることも大切だけどね。

正しくレシピ通りの方法に従って作ることが正解なのだろうか。 間違えたら、ほどいて直すのを迷ってしまうことがありあませんか? 作るのであれば、美しく正確に間違いなく作りたい。 作り手ならだれもが思うことです。 私は外国でワークショップを受講した際、ある言葉を教えてもらいました。 (なにせよく作り方を間違える) 神様だけが完璧なものを作る!そんな感じの言葉だった気がする。 記憶はあやふやです。 要するに、人間は神ではないので、間違うことは当然。 だから、神に敬意を示すために、敢

    • ビーズ糸、色の選び方の秘訣。透明なビーズこそこだわりを!

      糸の色の選び方 ビーズアクセサリーを作るときには、糸の色の選び方がとても重要です。 糸の色は、使うビーズの色に近いものを選ぶのが基本です。 たとえば、赤いビーズを使う場合は、赤い糸を選ぶといいです。 でも、どうしても迷ったときは、糸が見える部分に、使っているビーズ色と糸の色を合わせるといいですよ。 そうすることで、糸が目立たなくなります。 それともう一つ。 全体のビーズの色と明るさが近い色の糸を選ぶことも大切です。 透明なビーズや、透け感のあるビーズ 透明なビーズや透け

      • 初めて知った!ペンチの驚きの真実とは?

        私は、ビーズアクセサリーを作りを仕事にしてから20年以上経ちましたが、最近、驚きの新発見をしました。といっても基本的なことなんですが。。 実は、私は写真下の工具は、丸ペンチと思っていましたが、実は違うことがわかりました。 これは「やっとこ」だったのです。 ペンチとの違いは、切断機能があるかどうかです。 「やっとこ」は、つかむ、ねじる、固定するといった作業に使います。 それに加え、「ペンチ」は切断する機能がついています。 よく、日曜大工に使うペンチは切断機能がついているもの

        • ビーズはただのおもちゃじゃない!その広がる可能性とは?

          ビーズって何?ビーズは、ただの子供のおもちゃや趣味の材料だと思われがち。特に日本では、そんなイメージがありませんか? 私にとってはそれはとても悔しいことです! ビーズって一体何なのか? 今日は、その疑問についてまとめてみました。 一般的に言われるビーズとは、穴の開いた小さな玉のことです。素材や形、大きさはさまざまです。ガラスやプラスチックはもちろん、天然石や宝石も存在します。また、貝殻やパール、珊瑚、動物の角や骨といったものも使われています。さらに木材なども使われています。

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        • 基本用語と共通テクニック
          2本
        • 用具と材料
          5本

        記事

          ビーズステッチ糸

          ビーズステッチ糸は2種類ビーズステッチ専用糸に使われる糸は、一般的なものは、ナイロンと合成繊維の2種類があります。下写真左の黒い枠に巻かれている糸は、合成繊維糸のワイルドファイヤーと呼ばれるものです。その他は、ナイロン糸です。 ナイロン糸 ナイロン糸は、ナイロン製でワックスコーティングされており、伸縮性のある細い糸が主に使用されます。小さなビーズの穴に何度も糸を通すことができます。 私のお薦め 私のおすすめの糸は、TOHO株式会社から販売されているOne-G(ワンジー

          ビーズマット

          ビーズステッチに適したマットビーズステッチに適したマットはクッション性があり、厚みのあるものがおすすめです。 ビーズマットの利点は3つあります。 ①ビーズを出したときに転がったり、はねたり、飛び散ったりしません。 ②ビーズを針に通す時も、ビーズがマットからすべりにくく、通しやすいです。 ③針をマットに刺して休めておけます。 ビーズマットの色も重要ビーズの作業をするときは、ビーズの色に合わせて、マットの色を変えると作業が楽になります。 例えば、使用するビーズの色が白なら

          ビーズ用語の常識(にしたい)

          ビーズステッチアクセサリー作りにおいて、正確な用語の理解は説明や レシピの解読を容易にします。用語は、すべての本や作家の先生で統一されているわけではありませんが、これらが統一されるとビーズの世界がさらに広がり、もっと多くの人々の作成や指導を簡単に行えるようになると個人的には考えています。 通す ビーズを新しく、針に入れて糸に通すことを「通す」といいます。私の レシピのイラストでは、通すビーズは、外枠の輪郭線を濃く描いています。 拾う 編んだビーズに再度針を入れて、編み

          ビーズ用語の常識(にしたい)

          ビーズステッチのはさみ

          糸を切るはさみビーズステッチ専用糸(ナイロン糸)は、糸切りばさみを使用します。 合成繊維糸は、糸切りばさみでは切れにくいので、よく切れるはさみをつかいましょう。 お薦めのはさみ 万能ばさみは、ナイロン糸はもちろん、合成繊維糸や布も切れるので、最初の1本にぴったりです。 また、「そり刃(tulip)」は、仕上げの際に使用します。ビーズを傷つけたり、他の糸を切ってしまう心配のないソリ刃は、必要な1本です。刃が薄いほど糸をキレイに切ることができ、より一層綺麗な仕上がりになりま

          ビーズ針

          ビーズステッチに適した針ビーズステッチでは、1つのビーズに何度も針を通すため、針穴から先端まで均一かつ細いものが適しています。細くてしなりやすく、曲がりやすいけど、元に戻る針が理想的です。 針の長さ5㎝前後の長針と、3.5㎝前後の短針があります。 ビーズを3個以上通す場合や、拾う場合は、長針が一般的に使われます。 短くなった糸で編む場合や糸の始末には短針が便利です。 針の太さきぬえりしめ(縫い針)・10号・11号・12号・13号などがあります。 数字が大きくなるほど細くな

          自己紹介かわり

          ビーズステッチ大辞典制作の思いと約束かつて、ビーズステッチの大辞典 の制作を約束していました。それは、私のお師匠さんとの約束です。 多年に渡る時間の経過とともに、お師匠さんは既に引退されましたが、 私はその約束を忘れておりません。 実用書として、ビーズステッチ大辞典を制作することが理想です。 しかしそれはなかなか難しく、私はここで少しずつまとめていくことを考えました。 いつかここでまとめたものを実用書として出版することが目標です。 ビーズステッチの魅力と歴史ビーズステッ

          手から手に受け継がれるビーズステッチとは

          ビーズステッチは、 針と糸を使って編むビーズ作品の一つです。 古代から各地でさまざまな編み方が存在し、現在も伝えられています。 海外では、ビーズを織るための機械を使わずに編む方法を「Off Loom」と呼んだり、「Bead Stitching」や「Beading」とも呼ばれています。 日本では、 ビーズステッチやオフルームと呼ばれることが多いです。 ビーズステッチには、さまざまな技法があります。 例えば、ペヨーテステッチ、ネッティング、ヘリンボーンステッチ、ブリックステ

          手から手に受け継がれるビーズステッチとは

          忘れ去られてたnoteアカウントが蘇る!楽しいビーズアクセサリー作りで新たな一歩を踏み出す!

          ずっと放置されていたnote。アカウントも作ったことさえ忘れた。 楽しそう・いいなと思うと、なんでもやってみたくなる私。 このnoteもそう思ったからアカウントを作ったのだと思う。 しかし、そこでエネルギーがきれて、放置状態。 よく、本でも買って読んだつもり。なってることない?そんな感じ。 がっちりマンデーで、noteのことが取り上げられていて。。。 あ。知ってる!アカウント作ろうと思ったら、すでに作って 何年も放置されていたことが判明。 何がやりたくって、このアカウント

          忘れ去られてたnoteアカウントが蘇る!楽しいビーズアクセサリー作りで新たな一歩を踏み出す!